冬の青森、秋田、雪の文学、温泉めぐり-20、秋田で旧友に会ってから帰る

やっぱり冬の秋田は雪が深い。

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雪見をしながらのんびりと走る旅がとても面白い。

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列車はガラガラなんであっちに行ったりこっちに行ったり、

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ゆるゆると大曲に着いた。

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向こう側では新幹線が、かっこええやんか。みなさん颯爽としてる。

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あちらとこちらでは流れてる時間が違いそう。
また、ゆるゆると秋田に向かう。

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ほぼ定刻に到着。改札に行くと旧友が待っていてくれた。懐かしい。しかも
秋田で会えるなんて。
つもる話は酒を飲みながらしよう。
連れて行ってもらったのは、「七代佐藤養助 秋田店」だ。稲庭うどんの元祖
らしい。今回は2時間ちょいしか歓談する時間がないんで駅前レストランとい
うことで時間の節約をする。

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なかなか厳めしい名前の店けど、メニューを見るとかなり軽い。
いきなりタイカレーやらグリーンカレーやらオリジナルカレーなんてカレーづ
くしが目に入る。なんじゃこれは。
正統派稲庭うどんとちゃうんかいとページをめくる。

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ここはやっぱり、「せいろ」やろ、天せいろ醤油というのを頂くことにする。
何はともあれ、乾杯をしよう。

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酒はやっぱり高清水、熱燗で頂く。
つもる話をうだうだとやってる。酒があればうどんはなくてもいい。
なくてもいいけどあったらもっといい。
なんて酔っ払ってるうちに稲庭うどんがやってきた。

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天麩羅もある。天せいろを頼んだんやからあたりまえだ。
これは普通の味。
稲庭うどんは見た目が綺麗だ。

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透明感があてつるんとして腰がある。このつるり具合が細身の麺の腰のきれと
相まってとてもおいしいのだ。
つるつると食ってると酒がいくらでも飲める。
口でえらそうに言うほど飲めるわけではないけどそれほど美味しいという意味だ。
しかし、旧友再会というシチュエーションのほど酒のあてにすばらしいものは
ない。いろいろ喋って、いろいろ飲んで、いろいろ食って、楽しいときも終わ
りがくる。
友人達と別れて、こんかいは飛行機で帰る。マイレージを使って、交通費を節約
したのだ。
秋田駅のリムジンバス乗り場でバスを待つ。

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空港までは結構遠い。
秋田空港はかなりこじんまりした空港だ。ラウンジもないようだけど、あんま
り時間の余裕がないんでちょうどええ。
今回はたまには外の景色を見ようと窓側の席にした。

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夜の景色は意外といいもんだ。

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これで東北の旅は終わりです。読んで頂いてありがとうございました。
後はミャンマー紀行を宜しくお願い致します。

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ありがとうございました。

七代佐藤養助 秋田店

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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