同じコースを辿って青森に到着したら17:00過ぎだ。晩飯を食うにはちと早い。
一旦ホテルにチェックインして休憩してから出直そう。ホテルはちょうど青森
駅前の商店街の終わり近くにある。見てると駅前商店街には晩ご飯を食べるの
に丁度良さそうなお鮨屋さんや居酒屋さんやレストラン、食堂などなどいっぱい
ならんでいて選ぶのに困るくらいだ。しかも、駅前の地図をようみると駅の裏
がすでに港のようだ。こんなに海が近いときっと海鮮が美味いんやろなあって
期待に胸が躍る。
勘にまかせてお店の品定めをしながら商店街を歩いて行こう。
日が暮れて、ええ頃合いになったんで再び出撃する。
気持ちは軽いけど、少ないとは言え雪はちゃんと積もってるんで、気をつけて
歩かんと滑ってこける。
いろいろ迷ったけど、本日の目的地は駅前すぐにある「大黒寿司」さんに決め
た。せっかく海の近くなんやから魚を美味しく食べたいし、どうせ沢山食べら
れへんし、それやったら寿司屋さんの方がよさそうやし、外から見る限り値段
もリーズナブルそうやったからだ。
「いらっしゃい」と元気な声で迎えてくれる。
なかなか居心地がよさそうだ。
では、さっそくビールで乾杯しよう。
いきなり突き出しがおいしい。
ところで閑話休題。
ブログで食べ物の話の時はいきなりビールで乾杯の話が多いんで、わしはよっ
ぽどビールが好きと思われてるらしい。しかし、決してビールは好きでは無い。
普段一人で飲むときは殆どビールは飲まない。しかし、食事のプロローグとし
てはビールはちょうどええし、外国ではややこしい酒を飲むよりビールの方が
安全確実という事も多いんで必然的にビールが多くなるだけだ。それでもビール
ばっかり飲んでると体調を崩すことも多いんで体にはあんまり合わへんのやと
思う。
それはどうでもええけど、最初の一杯はとてもおいしい。
で、魚はまず、きずしから、こっちでは締め鯖って言うんやったかな。
身が厚くて油がのってとてもおいしい。
ビールを飲んでる場合とちゃうやんか。
で、早速、日本酒を頂く。
確か、八甲田と言う銘柄やったと思う。
辛口でおいしい。食事が進む。
でホタテの塩焼き。
これもおいしい。
次はカンパチのカマ焼き。
これまた格別においしい。脂ののった身がいっぱいだ。
酒が進む。
これサービスって。
ほんまかいな、とてもおいしい。
酒がまた進む。で、酒のお代わり。
こんどは、「じょっぱり」ってやつやったかな？ 酔うてしまってようわからん。
けどこれもおいしい。
幾らでも飲んでたいけど、まだ旅の初日だ。これくらいにしよう。
締めは、寿司の盛り合わせ。
「いつでもランチ」というのが夜でも頂ける。リーズナブルな値段だ。
お腹一杯やけどこれもおいしい。
お酒も料理もおいしくて居心地の良いお店だった。
旅の最初にとてもうれしい。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。