京都、哲学の道、「㐂さ起」の湯豆腐

ほぼ2年に一回くらい、古い友人たちと湯豆腐の会をするのが習わしになっている。
昔、あるIT関連のユーザ会で知り合った仲間たちやけど、いつの間にか、キャンプを
したり食べにいったりと遊びで集まる方がメインになってしまって、そのユーザ会
もなくなってしまってみなさん歳をとってきて、だんだんと共通の遊びも少なく
なってきて、時々思い出したように湯豆腐の会でもやろうやというくらいのゆるい
繋がりが残っているのだ。今までは、嵐山近辺が多かったんやけど、それについても
別段の理由がなくて、だれか予約する面倒を引き受けてくれる人がいたらその人
まかせにするといういつもの流れで、こんかいは、右京から左京にところを変えて
哲学の道の中程、法然院のそばにある「㐂さ起」という老舗の湯豆腐屋さんに
集まることになった。
場所はええことやけど行くの結構不便ではある。バスで行く方法がいくつかある
けど、観光客が一杯で結構面倒くさい。大阪から京阪電車に乗って出町柳まで
きたもののバス停でバスを見てると満員のやつが行ったり来たりしてるんで、
いっそ歩いた方がましやんかとズルズルと歩いてしまった。
百万遍から銀閣寺までは観光客は殆どいなくて、銀閣寺についたとたんにドドっと
人出にでくわした。やっぱりしゃあない。そっから哲学に道に入ると、桜の開花の
少し前の頃やったんで、さすがにやや少なめと思われる程度ではあった。

お店は大きな看板があるんで簡単に見つかった。

2階のええ席をとってくれてたんで、さすがに眺めがいい。京都の街が一望できる。
ええ場所やなあと思いつつ、すぐにビールをお酒をいただき始めてエエ機嫌になって
しまう。いつもの仲間やからうだうだと何も考えずに喋っては飲んでいると、
京都らしい上品な盛り合わせが出て来た。

彩もお味も全てが品良くまとまっている。やっぱり京都やね。
季節のものが一杯つまっている。もう春が来たとわかる味わいだ。
野菜の天麩羅もとてもおいしい。

胡麻豆腐も一味違うようだ。

もうこれで十分って思えるのにこれからが本番の湯豆腐だ。

グラグラ煮え立ってちょうど食べごろだ。
嵐山のとはまた違った美味しさだ。
「そろそろご飯をお持ちしましょうか?」と言われても、いつまでたっても
「まだ後でええよ」って答えるわしらはただの酔っ払い、嫌な客だ。

いやもうお腹いっぱい。お酒もたっぷりいただいて大満足だ。
ご馳走さんでした。

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ありがとうございました。

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