ネパール、古都とヒマラヤを感じる旅-03、関空から昆明へ

前置きはこれくらいにしておいて、旅の物語を始めよう。
関空で夕方の出発は楽でいい。概ね電車も空いてるし、チェックインも楽だろ
うと思っていた。案の定カウンターは16:55出発に対し、14:30まで開かないと
書いてある。ゆっくり何か食べてビール飲んで、一休みして、まだ14:00だ余
裕たっぷりやなあと思って、カウンターの方を見るとえらい行列ができている。
もしやと思い、急いで行くともう順番待ちの列ではないか。
しまった遅れを取った。昆明行きとは言え、上海行きでもある。最近の日本旅
行ブームでこれで上海まで帰りはる中国の人が目茶多いのだ。
おしっこが近い年寄りは通路側席がありがたい。もうここしか開いてませんが、
と非常口席をやっと確保。もちろん前が広いんでこの方がありがたい。
暫くしたら飯がでる。

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さっき空港で食ったけど今日は多分これでもうこれで食いおさめだ。昆明到着
は0時過ぎるんで食べる機会はないやろし、夜便は食事が出ないと思う。
上海へは定刻に到着。バスでターミナルに移動。
情報通り、バスを降りたところで係員が「昆明」と書いた札を持って待っている。
全員そろうのを待って、イミグレへ。一般のイミグレ窓口とは違う、トランジット
専用のようだ。すぐに終わる。そして何故か、入国の手荷物審査。
ここでトラブル発生。
実は関空で家族に頼まれてブランド物の時計を買っていた。
「これは何じゃ、開けて見ろ」、「時計やないか、何ぼすんねん?」
「インボイス見せろ」と強硬態度だ。レシートを見せると、「人民元で何ぼや?」
とえらい機嫌が悪い。「こんな高いもんは、申告せなあかん」とゆずらない。
わしが通れないと全員先に進めない。付いてきた係員は、「それほど高いないやん」
「問題ないで」と言ってくれる。「こんどからちゃんと申告せえよ」と一応は
許してくれた。
こんなところでクレームを受けたのは初めてだ。何がどうなってんのかよう分
からん。正式には検査官が正しいんやと思う。乗り継ぎの多い人は関空での買
い物に注意しよう。
引き続いて国内線の安全検査。又、レントゲンを通る。今度は問題なし。
やっと上海空港の出発ゲートで次の便の出発を待つ。
待ってる間に成田からの友人と合流。

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待つのは暇だ。iPadを出して調べてたら、フリーWiFiがある。しかし、中国の
携帯電話にショートメールでパスワードを送ってくる仕掛けだ。これやったら
出来へんやんかとあきらめた。しかし、帰りに分かった事やけど外国の携帯に
も送ってくる画面がある。帰りには無事パスワードをゲットできた。
ここから3時間半強。やっと昆明に着いた。
機内食は予想通り簡単食

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そして深夜の昆明空港。人が一杯いてる。とても深夜とは思えない。

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同じ飛行機やったけどわしは国際線カウンターで荷物を受け取る。友人は国内
線カウンターで荷物を受け取る。しかし同じビルのすぐ隣やから合流は簡単。
目の前の3番出口と4番出口の間にバスのチケット売り場がある。
錦江大酒店と言ったらすぐくれた。

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バスは号線ごとにかたまっていて、次々に出て行く。夜中の1時頃やと言うの
に満員だ。途中何カ所かで降りる人がいる。
そっからタクシーに乗り換えたりしてはる。
こんな深夜にどこへ行くんやろ?
2時前にホテルに着いた。他の人は近くにある列車の駅に行くみたい。
降車客目当てのタクシーも群がっている。
心配やったチェックインも何の問題もない。
WiFiのパスワードを教えてもらって即就寝。
まだ先は長い。

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ありがとうございました。