さて、お腹が一杯になったんで遠野見学に行こう。
最初は路線バスで回るつもりやった。バスの本数が少ないんで、行けるところ
は限られてる。行き先と路線と時間としっかり調べてあった。
しかし、東京から合流する友人達がチケットを手配するとき、JRとレンタカー
をセットにすると割引があると分かった。それで行くとレンタカー代が殆ど無
料になりそうだ。
えらいラッキーやんか。これであくせくせんでも遠野物語ポイントを楽に回れる。
しかし、久しぶりの雪道運転、しかも小雪が舞って、道路も積もったり積もって
なかったり、ややこしそうだ。慎重に走らんとあかん。
最初に行くのは千葉屋敷、曲がり家というところだ。
遠野駅から西の方向、国道を車で20分くらいのところやと思う。
途中で続石という看板が見えた。
レンタカー借りた時に続石に行きたいって言うたら、今の季節は道が凍ってる
から行かれへんって言われた。どうも山の中にあるらしい。
何かわからんけど大きな石があるのやそうな。見た感じ、アイゼンはいたら行
けるんちゃうやろか。
後でトライしてみよう。
すぐに千葉屋敷の駐車場に着いた。
観光バスが入るようなえらいでかいところだ。トイレもある。
有名観光地なんやね。
しかし、季節柄か誰も居てへん。
管理人さんも居はれへんのかなって思てたら、ちゃんと居てはった。
有料だ。
左の方からぐるっと回って母屋に向かう。
茅葺きの屋根に積もった雪がええ感じだ。
中庭にもびっしり雪が積もっている。
左手奥が母屋だ。
ここで映画、「蜩ノ記」の撮影があったらしい。
記念の写真があちこちに置いてある。
こんな風に曲がってるから曲がり家って言うんやろ。
いくら広いと言っても家は家、じきに見飽きる。
次に行こう。
さっき見た続石のところだ。
確かに山道は凍ってそうやけど、幸い山寺に行くのにアイゼンを持って来てる。
これをつけたら問題ないはずや。
簡単、簡単。
小さいながらもいろいろある。
弁慶の昼寝場?
泣き石?
雪の中で見てもようわからん。
あれが続石か?
よう見たら、上の石は左側の石には触れてない。右の石の上に乗ってるだけや。
不思議やねえ。
古代人の墓? 或いは弁慶が持ち上げた石?
謎は楽しい。
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ありがとうございました。