旅行に行って土産物を買うのはあんまり好きではない。というか殆ど買わない。
適当なものを考えて買うと言うのが面倒くさいし、得意ではないのだ。上手に
どんどんお土産を買ってはる人を見るとうらやましい。
ぶらぶら街角やお土産街を歩いていても、「何もええもん無いやん」ってちら
っと見だけで通り過ぎて、土産買う為にゆっくりしてる人みたら、「えらい、
物好きやなあ」って思たりしてるものの、後で買うたもん見せてもろたら、な
かなか気がきいてたりするんで、「しもたなあ」って思う。
それでも、せこい事に自分のもんやったらあんまり迷わずに買うのだ。
出会いは1回しかないと思うんで、おもろいもんで、高いもんでなかったらわり
とすぐに買う。書画の道具や陶磁器、置物系もわりと好きだ。骨董品は目利き
になれたらええなって思うけど自信がない。
それと、よく買うのは食いもんだ。
街角で、うまそうなもんはさっと買ってぱくっと食うのが面白い。
後々、どんなもんがどんな味で食って大丈夫やったかどうか学習になる。
そう言う知識の積み重ねって結構大事な旅の道具だ。
後は、風がビューっと吹いてる寒い日に街角を歩いていると、熱々に焼いた石
粒を混ぜ混ぜしながら何やらようわからんナッツを煎って売ってる店を見かけ
ることがある。日本ではドライブインなんかでは見かけるけど、街の角々で、
リヤカー引いたおっちゃんを見ることはまずなくなった。そんなできたてのや
つはとても美味しいんで、つい一斤ほども買ってしまって日本まで持って帰っ
て酒のアテにするのだ。
その時はえらいおいしいんやけど、日本で食うと少し味がおちる。日が経つと
もっと味が落ちる。
けど、又買ってしまう。
最近は、香辛料のたぐいも気になっている。
前にインドでスパイスを沢山買って帰って、家で挽いて調理したらえらいおい
しかったんでやみつきになってしまって、タイやらに行っても一生懸命探しに
行ってる。
こんかい、蘇州の裏通りを歩いていたら、面白いモンを見つけた。
ニッキ(シナモン)と八角らしい。
他にもいろいろある。このあたりではこういう香辛料は生鮮食料品なのだ。
そういう感覚ってええなあって思う。
何に使うか何の宛てもないけどとりあえず買ってしまおうという衝動の方が強
い。混ぜ混ぜ1斤(約500g)で15元(約300円)だ。
安いんとちゃうやろか。
他には出来たてのピータンも。
こういうの見たり買ったり、楽しいね。
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ありがとうございました。