松山城の満開の桜を堪能した。それでは下に降りて、道後温泉に向かおう。
その前に、ちんちん電車を下りてロープウエーに向かう途中で、、秋山兄弟の
史跡があるのを見た。折角やから寄って帰ろう。言わずと知れた、「坂の上の雲」
の秋山好古、真之兄弟の事だ。
電車の駅へ戻る大通りの途中を左にまがって少し行けばいい。
実際に彼らが生まれて過ごした家と言うわけではなくて、資料を元に復刻した
んやと思う。城の上はあつかったけど、ここも暑い。あんまり日陰がないけど
中に入ってみよう。
お城ほどではないけど、ぽつりぽつりと観光客は来て覗いてはる。
このかっこいい像は秋山好古将軍の像かな?
こっちは、真之将軍だ。
中に入ると解説の人が待っておられて、詳細に解説していただける。
昔は、秋山好古、真之と言うても誰も知りはれへんかった。こんなとこに来る
人もいてはれへんかった。それが、司馬遼太郎さんが、「坂の上の雲」に書か
はって一躍有名になった。それに、NHKのテレビでも「坂の上の雲」でも放映
されたんで更に有名になったんで、えらい仰山の人が来いはるようになったと
言うことだ。
そらそうなんやろなあ、わしかて「坂の上の雲」を読んで知ったのだった。
なるほど、こういう家で暮らしてはったんか。
一つの茶碗で交代で飯食って、交代で酒を飲む。
「人の暮らしはシンプルなんがええ」と言う考え方はこういう暮らしから出て
きたんか。
成る程ともいえるし、へえそうやったんかとも言える。質素な暮らしとも思え
るし、なかなかええ家やんかとも思える。
こんな考え方、小説で読むのはええし、嫌いではないけど、実際には出来へん
と思う。丁寧に説明してくれるんで結構時間がたった。
ここはこれくらいにしといて道後温泉に向かおう。
暑いんと、昼に飲んだビールが効いてきたんとで体が重い。早よ電車に乗りた
い。さっきと同じ駅から、同じ電車にのる。大街道っておもろい名前やなあ、
なんか由来あるんやろか。
10分ほどで道後温泉駅だ。
これが坊ちゃん電車かいな。こっちやと特別料金。時間も限られてる。見るだ
けにしとこ。
これで大体お城を回って半周したことになる。
さてそれでは、一旦ユースホステルに行ってチェックインしたら、温泉入りに
来よう。
ちょうど駅前ではからくり時計が動き始めたとこやった。
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