鬼ノ城なんて珍しいもんを見たけど、折角備中まで来たんやからどっか他に行
くとこないんかいなと地図をまさぐってたら、このあたり行くとこ一杯ある。
しかし、そう思たわりには時間があんまり無いんで、あと一箇所くらい行って
とこうと言うことで備中高松城に行くことにした。
今は大河ドラマで黒田官兵衛をやってるから、もうすぐ水攻めのあたりをやる
に違いない。あるいはこの記事がアップされるころにはもう終わってるかも知
れん。大河ドラマに特別関心があるわけやないけどあくまでもついでなのだ。
水攻めって、堰を作って、水を流し込んだらしまいやんって理屈では単純な話
なんやけど実際にどうやったんやろということくらいは関心がある。
鬼ノ城を降りて平地に出てから20分ほども走って国道を北に曲がればすぐにあ
る。
なるほど、周りを湿地帯に囲まれた神社の森のような所がそれなのだ。元々は
どんなんやったかはわからんけど、近くの川を堰きとめたらわりと簡単に水に
浸ってしまうかもしれんというのはわからんではない。
しかもあたりには小高い丘が沢山あって、ましてこの辺りが交通の要所となれば
戦をするにはええ場所かも知れんと思った。
水攻めという作戦はこの時初めて考えられたのかどうか知らんけど、これに味を
しめたのか、後日、紀州雑賀攻めの時に太田城を水攻めしたという話があるそう
だ。これは知らなんだ。又、和歌山に行った時に寄って見んとあかん。更に、
前に、「のぼうの城」という映画で話題になったように、秀吉の真似をした、
石田三成もやってるがこっちは失敗してる。
高松城の水攻めも作戦はともかく、必死で引き返さんとあかん秀吉にだまされ
て部下の命と引き換えに自害した清水宗治があわれだ。
つわものどもが夢の跡も、今は桜の花が綺麗に咲こうとしている唯の湿原の森だ。
ぽかぽかと春の日差しが照って暖かいご機嫌を運んでくれる天気の下を子供た
ちが走り回っている。
もうちょっとして桜が満開になったら綺麗なとこなんやろなあ。
近くには、吉備津神社やら吉備津彦神社があるらしいけど、次回行く事にしよ
う。もしかしたらこの辺はパワースポットなんやろか。
のんびりできた一日であった。
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ありがとうございました。