雲南省、元陽、建水の旅-28

雲南省、元陽、建水の旅-28 朱家花園
朱家花園近くの老街を散歩していたが、まだ少し時間がある。
それで、朱家花園まで戻って、肝心の我らが宿を見ておく事にした。
100年以上前から残る豪族の旧家を観光の為に開放して、一部の部屋をホテル
にしたものだ。だから、入り口で金をとる。もちろん宿泊客は無料だ。

邸内は一つの家としての構造や装飾をできるだけそのまま残しているようなので、
様々な部屋とそれらを結ぶ装飾で一杯の廊下やよく手入れされた庭園があり。
昔の旧家の金持ちが好んでしつらえた文人趣味の画や書や陶板画が巧みに配置されている。
各所の名品を集めたのか、なかなか好いものが多いと思えた。

こういうのを見ていると、昔の貴族か文人になって、美女と一緒にこういう庭園
の中をそぞろ歩きをしたり、ちょっと休憩の時に、茶を飲みながら一首したためる
ような暮らしができたらいいなとふと思ったりする。

昨晩は酔っ払いすぎて、ゆっくりここを見物する時間がとれなかったが、
気持ちの良い部屋でゆっくり寝た事だし、朝から、こんな風にゆったりと見物する
時間がとれたので、目的は達成できたと言える。

そういえば、ここは、中国では「朱家花園」というテレビドラマの舞台になったそうだ。
元陽の棚田も出てくるそうだから、DVDを探してみないといけない。
前に行った、平遥古城と同じように、こういう史跡をホテルにしたところは、なかなか
良いものだ。又探して行かなくては。