富士で身延線に乗り換える。旅は道連れになった方は富士宮まで、すぐ1、2
駅かと思てたら意外に駅数がある。その間ずっと富士山を見ながらの旅だ。
真近で見る富士山はさすがに美しくて迫力があるなあって思てるうちに着いて
しまった。ここで道連れとはお別れだ。身延線は単線で車両数もそこそこあるが
地元の人の足なのかほぼ満員なんで、彼が下りても寂しくならんですんだけど
先に行くにつれ、暗くなるにつれ、家がなくなり田園が増えていくにつれて
乗客が減っていく。寂しなったなあって思い始めたら、高校生らしいのがどどっと
乗ってきた。これでまたえらい賑やかになった。
さすが若者達、元気一杯やんか。「就職内定したら、来年早々から(昨年12月
の話)思い切りあそぶぞ!」とか、帰ったら何する?とか、明日はどこそこに
行こ!とか、彼氏の話、彼女の話。わいわいと大声で盛り上がって、聞いてても
ええんかいなと思うけど聞こえてしまう。ついつい頬がゆるむけど青春って
ええなあ。
なんだかんだと3時間ほどを殆ど退屈せんと過ごして甲府に着いた。
もう真っ暗だ。30分ほどの待ち時間を利用して駅うどんを食う。あんまり
美味くないんは覚悟の上だ。この先ご飯をちゃんと食べれるかどうか今はまだ
分からへん。
こっから先は中央本線に乗る。
1時間ほどで大月に着いた。
ここで富士急に乗り換える。ホームの端の方、薄暗い所に乗り換え所がある。
初めてのわしにはちと分かり難い。JRとは連絡してるのか、十数分の待ち合わせ
で電車がやってきた。
河口湖駅に向かう電車だ。これも最初はほぼ満員。通学帰りの学生が多いよう。
「お父ちゃん。今電車乗ったさかい、駅まで迎えに来て」
あるいは友達とメールかな?
これは40分ほどで今宵の宿、富士吉田ユースホステルのある下吉田と言う駅に
着く。
夜になると無人駅になるみたい。寂しい。
これで19:48。当初の予定よりは1時間ほど遅いけどまあうまくリカバリーできた
と言える。
駅前は殆ど人通りはない。寒い。
振り返ると山の上に怪しい建物が?
ようわからん。
街の中もひっそりしてる。こりゃあレストランなんか開いてないでと思う。
駅前にコンビニがあったんで、助六寿司の弁当を買っておく。
多分これが本日の晩飯になるだろう。
闇夜の中をとぼとぼとユースホステルへ。
暗くて寂しくて不安やなあ。 あった。
よかった。今日はあんまり動いてないようでかなり神経を使った気がする。
けっこう疲れた。
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ありがとうございました。