さて、携帯電話のプリペイドSIMを手に入れたし、ホテルにチェックインして
から直ぐに台北駅まで行って、前述したように日本から予約してあった台湾鉄道
と台湾高速鉄道のチケットも無事手に入れた。これで安心。
後は先着してた友人達と合流せんとあかんのやけど、彼らは故宮博物館にいる。
その後の予定を考えると今からわしらも故宮に行くとちと時間が足りない。
それに着いてそうそういろいろ頑張ったんでご褒美にビールでも飲んで待って
ようと同着の友人と相談がまとまった。
それやったら喫茶店か簡単なバーみたいな所で軽く一杯やったらええなと探す
んやけどなかなかそんな場所が見つからへん。
台北駅のまわりやらその外側やらあっちこっちうろうろええ加減疲れるまで探
したけどそんな店あらへん。
しゃあないなあ、どっか簡単な飯屋を探してそこで飲もうと方針を変えた。
それでも包子屋さんとか麺屋さん、素食(精進料理)屋さんなんかはあるけど
ビール置いてそうにない。困ったなあって歩いてると、一見麺屋さんみたいや
けど、1品おかずなんかも置いてそうな店を見た。
あんまり清潔そうでもないし、大っきな店でないのが返ってよさげではないか。
「どんなんかなあ」ってちらっと見てたら、おばちゃんが、「いらっしゃい、
どうぞ」って声をかけてくれた。
「ビールある?」って聞くと、「あるよ」と嬉しい返事。
「ビールだけでもええの?」と聞くと、「ええよ、ええよ」と奥を指差す。
「まだ奥があるんかいな」間口1間ほどの小さな店の中は鰻の寝床のように細長い。
それを突き当りまで行ったら右に曲がる。
と更に部屋があったのだ。
見るとどっかのおっちゃんたちがテーブルの上にビールと料理を一杯載せて、
わいわいやってる。
「何やこんなとこあったんか」と安心して腰を掛けた。
とりあえず台湾ビールを頂こう。
ぐびっとおいしい。たまらんなあ。となりのおっちゃん達ももりあがっている。
しかし、飲んでたら、ちと口寂しい。
「水餃子ちょうだい」、まあ軽いもんやったら食いすぎにならんやろ。
これが又おいしい。
こうなると、つい賎しくなる。店に入った時に目に付いた焼き魚うまそうやったなあ。
店先のおばちゃんとこまでふらふら歩いて行って、作り置きの魚を指差して
「これちょうだい」、ここはどうやら1品料理屋さんでもあるのだ。
焼くというてもフライパンで焼いたんやろけど、暖めて持って来てくれた。
これがなかなかおいしい。
魚には詳しくないんやけど鯛の仲間ではないかと思う。
行ったついでに他の料理も覗いて、野菜も一品頼んでしまった。
結局は食べ過ぎになってしもうたけど、友人達の合流までゆっくりゆったり出来て
非常によかった。
そこに無いもんでも頼んだら作ってくれそうだ。ええ店見つけた。
これは幸先よしやなあと笑ってしまった。
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ありがとうございました。