外はえらい雨降ったみたいやなあ。まあ雨季やからしゃあない。
空港をでると運転手が名札を持って待っていてくれた。ホテルを日本でネット
でブッキングした際に送迎サービスがあるとメールが来たんで申し込んでおい
たのだ。こういうのがあるといきなりトゥクトゥク交渉しなくてええんでえら
い楽ちんだ。シェムリアップは空港から市街地まで歩いては行かれへんけど車
では相当近い。目と鼻の先のようだ。
空港で両替しとこかなと一瞬考えたけど、シェムリアップは総てドルでやって
る見たいなんで下手に換えても使い道無いかもしれんと保留した。
前は両替しても帰りに戻されへんから使いきれって言われたけどさすがに今は
そうではないらしい。しかし結果的にドルしか使えなかった。
道は一応舗装してるようやけどかなりガタガタだ。しかも方々で冠水してる。
前に来た時は土だらけの地道やったと思うからこれでもかなり改善はされてる
んやろけど。
運転手はなぜかご機嫌で話すきだ。今のいろんな観光情報を次々と喋ってくれる。
おしゃべりさんの話をずっと聞くのはある意味うっとうしいけど、大事な情報
もある。
走りながらも雨が降ってきた。えらい雨になりそうや。
トゥクトゥクで行ったらどうなるか? タクシーはどうなんや?
こんな会話、英語で流暢に喋ってるようかもしれんけど、実際は単語を並べて
必死でつないでネチっこくなりたたしてるだけなのだ。
話の流れで行くと、こんな雨の日はトゥクトゥクは滑って危ない。事故の元や。
車で行ったほうがいい。車やったら半日20ドルくらいで行ける。アンコール
ワットでもアンコールトムでもどこでも好きなとこ行ったらええという話。
前に来た時はトゥクトゥクでも10何ドルかやったし、悪い話やないかもと思
う半面、車の勧誘はこいつの裏稼業かもしれん。それでこんなに勧めるんやろ、
その手には乗らへんでとも思う。
そのままホテルにチェックイン。
なかなか高級そうなホテルだ。プールまであるらしい。
フロントの応対もびしばしとそつがないうえに笑顔まで付いている。外を見た
ら大雨になりつつある。しかし、このまますっこんでても折角来た意味がない。
フロントに行って同じ事を聞いてみる。答えは運転手のおっちゃんとほぼ同じ
だ。それでもホテル手配の方が安心と思い、半日チャーターの手続きをした。
準備ができて車に乗ろうとしたら結局同じおっちゃんが運転するんやった。
なんや、ホテルの車の運転しながら闇タクやる悪いおっちゃんとは違ごたんや。
安心して雨の中に突撃しよう。
この雨やとブノンバッケン山に行ってもしゃあないから、アンコールワットと
アンコールトム。それと帰りにレストランに連れて行ってもらうということに
する。
より大きな地図で シェムリアップとアンコール遺跡 を表示
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