台湾列車で、ほぼ一周の旅ー02、故宮博物院

ホテルに着いたら、後で合流するはずやった羽田発、台北松山空港着組の友人
達もすでに来ていた。こんかいは大人数の旅なのだ。と言うてもスケジュール
はゆるゆるやから何の問題もないのだ。
では今からどうするか決めよう。
折角台北に来たんやし、来慣れてる人も少ない事やからとりあえず故宮博物院
へ行こう。
幸いホテルは台北駅のすぐそばやからMRT(地下鉄)が使えるとこやったら簡単
に行ける。しかも台北にもPitapaみたいな悠悠カードと言うプリペイドカードが
あってMRTでもバスでもピタッとあてるだけで乗れるので非常に便利な上にこの
カードは日本でも台湾観光協会に所定事項を書いてFAXを入れると予め100NT
チャージ済みのカードが自宅に送られてくるから目茶目茶便利この上ないのだ。

まずMRT台北駅でピタッとしたら淡水線に乗って士林というところで降りる。
改札で聞いたら、その前の通路をまっすぐいって道路にでたらバスに乗ればええ
んやと教えてくれた。バスの番号もわーわー言ってくれたけどおぼえられへん。
予め調べたメモには255番、304番、小18番、小19番、紅30番って書
いてあるからいっぱいあるんやろと思ってたら小19番が来た。

念の為に故宮博物院で停まるか聞いてから皆で順番にピタッとする。
こりゃあ便利やわ。

士林から故宮までは意外と時間がかかる20分も乗ったやろか。次はどこどこと
言うアナウンスに一生懸命聞き耳たてて到着。

道路からは丘の上と言ってもいいくらい上の方に建物が聳え立っている。その一
番上まで歩いて登らなあかんのだ。

結構ある。
とぼとぼ登って、入り口でカメラと荷物を預けて(結構厳しい)、チケットを買
って(160NT 安い?)中に入る。
やっぱりお客が多い。相当多いと言えるくらいだ。それも中国の人が多いんとち
ゃうやろか。
「静かに鑑賞しましょう」みたいなことを書いた看板を持った人が巡回していて、
時々注意してる。それでも何かやかましい気がするんやけどなあ。
1階は遺跡の出土品や仏像みたいなの、2階は書と画が中心だ。3階は例の玉で
できた白菜や焼き豚など屈指のお宝と陶磁器みたい。
みんな好みがちゃうやろし、ぞろぞろ回る時間も惜しいんで集合時間を決めて別
れる。
私は当然2階だけでいい。
今回は季節柄、冬がテーマのようだ。雪景色が多い。
やっぱり宋代、元代の古色豊かな画がええなあ。倪瓚、趙孟頫、等など国宝級の
画がずらりと並んでいる。王石谷もええ。
このあたりをうろうろして時間一杯過ごそうではないか。
勉強と言うより名人の写意の心に浸るちゅうことやね。
ありがたいありがたい。


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