ラオス、ルアンパバーンの旅の話を長々としているうちにずるずると日が経って
しまってもう秋も終わりそうだ。今更ながらではあるが秋の始めの話をしようと
思う。
棚田の風景画好きで日本でも外国でも時々見に行くが、水田状態の時が殆どだ。
しかし、それだけはなくて其の田の米が実って黄金の稲穂で満ち満ちている様子
を描きたいとも思っていた。大量の稲穂は描くのが難しい。画としてどう処理す
るかも課題の一つだ。
さてそうなるとどっかに行きたい。田圃はどこにでもある。しかし画になる景色
の中にあって欲しい。なんだかんだで友人達と京都の北の方にある越畑。樒原と
いったところがよさげやなあと相談して行く事にした。車で行くほうが楽ではあ
るが運転すんのは面倒くさいので電車とバスで行く事にした。JRで大阪から京都
まで行ってそっから山陰線に乗り換える。八木と言うところまで行くのだ。
京都発7時34分八木着8時4分快速、朝早いんでがらがらやろと思ってた。確かに
出始めは空いていけど駅に停まるにつれどんどん混んでくる。結構生活路線なの
だ。
八木からはバスに乗る。今日は晴れていて気持ちがいい。バスの出発は8時24分
だ。晴れいても雨が降っていてもこの時間に出る。本数は非常に少ないからこ
れを逃すと昼近くになってしまう。
よう考えたら近鉄電車にも八木と言う駅がある。紛らわしいが電車の会社が違
うから○○八木と名前をつけないんやろ。あっちはかなりの都会やけどこちら
はすぐに田舎道になる。
黄金色の田圃を見ながらのんびりと走る。
1時間もかからずに越畑を通り樒原に着いた。まず樒原のあたりをぶらついて
から歩いて越畑方向に戻ってバスで帰ると言う予定だ。
バスからおりると目の前に早速棚田がある。
稲はもうたわわに稔っている。畑の手入れをしているところもあるし、もう
刈入れをしているところもある。
ぐいーんと黄色が広がってそれを畦の緑が縁取りをしている。水分が一杯の
原色感がせまってきて気持ちがいい。
道端にはコスモスの花も豪華に咲き乱れている。
すばらしい爽やかで豊穣な空気があたりに満ち満ちているようだ。
より大きな地図で 樒原 棚田の風景 を表示
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ありがとうございました。