さて、最後の日やからと言って特になにか予定してるわけではない。行き当た
りばったりにまだ行ってない南西の方角に向かって歩いてみよう。
渡し舟の乗客も傘をさしている。走ってる時も皆傘さすんかなあ？
あさこけた時の腰の打ち身と肘の擦り傷がまだ痛い。大丈夫かなあ。
こんなとこに薬やみたいな店あるけど買った方がええんやろか？
現地の薬、合えへんかったら怖いし、ほっといたら直る気もするし。
ずるずると歩いていると街外れにちょっとした広場があって車が沢山集まって
いる様子が見える。「何やろ？」と近づいて行っても何かわからへん。車が輪
になって停まっていて大きなテントも沢山張ってある。「移動式遊園地？」そ
んな期待もしたがそうでもなさそう。横目で見ながら一旦は通り過ぎる。更に
先に行くが唯道があるだけで何もなさそうやから元に戻る。
客はまだいないが、どうもフリマのような、簡易マーケットのような、とにか
く野外の雑貨市のように見える。中に入って見よう。
やっぱりそうみたいやけど品揃えがわけわからへん。
メコン河を渡し舟で渡って、向こう岸にあった村の入り口の雑貨屋さんよりも
まだ貧しい品揃えに見える。
いったいどんなコンセプトでモノを売ってるんやろ？
妖しさは抜群で、こんなとこで何か買えたら絶対おもろいけどなあと思いつつ
少し廻ったが、まあともかく買いたいものは全くなさそうなので引き上げる事
にした。
より大きな地図で 露天市場 を表示
雨は殆どあがってしまった。
それでおっと殆ど土産を買ってないことを思い出した。よく行く中国ではお土
産買っても、そんなんいらんわって言われる事が多いが、ここのはどやろ？
絹織物の肩掛けや巻きスカートはよく見かけるが、いろんな織物や布小物が良
さそうだ。酒もビアラオ以外に蒸留酒なんかもあると言うが街でも買えるんや
ろか？ ラオコーヒーもおいしそうやし、残りの時間でお土産店めぐりをして
みよう。
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ありがとうございました。