ラオス、ルアンパバーン遊-20、夜店と屋台飯

昨日は体調があまりよくなくてナイトマーケットに行かなかった。初日も少し
様子を見ただけやから、今日ゆっくり夜店を見て回る事にしよう。まだ明るさ
の少し残るうちからもう広い道路にテントを張って、シートを敷いて準備が始
まっている。あれこれ見ながら歩いていると時間が経つのを忘れてしまう。
前にも言ったけどショールや織物、織物小物などなど赤っぽい色のモノが多い
んで見てると次第に興奮してくる。
そんなわけはない。

が、他にもいろんなものがある。Tシャツがある。寝巻きがある。いろんな服
がある。木彫りや布や紙の飾り物やおもちゃがある。ラオコーヒーやティもあ
るし、瓶の中に妖しい動物が入った酒もある。ありとあらゆるものがあるよう
だ。お客さんはほぼ全員が外国人だ。たいていの人は俯いて、あるいはしゃが
みこんで一生懸命値段交渉している。こういうところでは頑張ってしっかり値
切らないといけないのだ。勿論、お金の節約ができるという大命題はあるんや
けど、値段のやりとりの会話を通してなんとなくコミュニケーションができた
らええなと思うのだ。相手の顔色を見ながら、「もうちょっと負けてよ」、
「そんなんでけへんわ、○○やったらどう」、「△△やったら買うけどなあ」、
なんてやりとりは楽しいし、もっと話が弾んでしまうときもある。
わしの値切りのルールはこんなやり方だ。
「これ幾ら?」、例えば、「100円よ」とする。
この時点でこの品物は幾らなら買うと頭の中で決めておく。
買う気のないものは値段を聞いたり値段交渉したりしない。
それで、いきなり、「60円やったら買うよ」と指値をしてしまう。
後は、90円、80円と相手が少しずつ下げてきても「60円やったら買う」と言い
続ける。あんまり相手がぐちゃぐちゃ言い出したら、「もうええわ」と店を離
れる。たいていは追いかけてきてokになる。
要するに、「○○円やったら買う」と言う意思表示が大事なのと、○○円が
ええとこを突くのが大事なんやと思う。
まあ、失敗してもそれはそれと思うのも大事な事だ。
てな具合に値切りながら買い物するんやけど、まだ食指が動くもんに行き当た
らへん。
さてそれでは飯でも食おう。屋台飯も楽しみの一つだ。
ナイトマーケットのある大きな通りに直角に幾つか露地があって、そこに食い
もん屋の屋台が並んでいる。背中がつきつきになるくらいのちょうどええ狭さ
で距離感が食欲をそそるようにもなっているかのようだ。

肉や魚が串に刺されてジュージューと煙を上げている。煮物もあるし、和え物
もある。野菜もあるし麺もある。歩きながら食ってもいいし、屋台店の横にあ
る机のところにこしかけてもいい。
あんまり美味そうなんで、串にさした肉とつみれを買ってしまった。

後は野菜の煮物なんかがあればいい。惣菜をずらっと並べて、どれをどんだけ
皿に盛っても一皿15kキープというようなビュッフェ屋さんも沢山あった。
わしらもどっかに落ち着いて食べよう。

こんなやつ。

なかなかおいしい。全部火が入っているからまあ大丈夫やろう。
ビールも欠かせない。10Kキープだ。

飯を食ったから元気が出た。又ぐるぐるしよう。
それで喉が渇いたらこんな生ジュースがある。これがおいしい。これは12k
キープくらいやったかな?水はミネラル水?、氷は袋から出してる。まあ大丈
夫やった。

「おっ、たこ焼きまであるやんか」とびっくりした。「どんなんかな?」と買
って食べて見たら甘い、スィーツやった。

夜が更けるまでずっと楽しめる。


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ありがとうございました。