ラオス、ルアンパバーン遊-07、朝市の賑わい

さてプーシーの丘から降りて来たら、すっかり街の中が動き始めていた。しか
も夕べのナイトマーケットの一本西の通りに人が集中しているようだ。ここで
は毎朝、朝市が開かれている。

ナイトマーケットでは電球の光のなかで、伝統の織物の赤い色が、目の中に押
し寄せてきて、どこもかしこもやたら赤いなあと思ったが、朝市では陽光の中
で野菜や果物の緑が攻めてくる。どこもかしこも緑やなあ。

大地の恵みのパワーはすごいものだ。

こういう時、中国では人、人、人の圧力も共に感じてしまう。というかむしろ
人の喋る声や動きからくる圧力の方が圧倒的なくらいだ。ここではそんな圧力
感はなくてむしろ静かで穏やかだ。

この違いは何なんやろと考えてしまう。
決して貧しくないとは言えない暮らしがあるんやろうけど、自然の恵みの豊か
さと、街の人全てが仏教徒であるかのような暮らしぶりからくる優しさがそう
思わせるのではないだろうか。

日本でもよく見る野菜、見たことがないでもおいしそうな野菜、辛そうな唐辛
子、大きな魚、小さな魚、牛の肉、豚の肉、羊の肉、内臓、生きた鶏、蛙、何
でもある。

朝市を一通り回って、一旦ホテルの帰った。
朝飯はついてないと思ってたら、付いてるのだそうだ。ホテルのそばの街角屋
台飯屋で食べれるみたい。
「洋風がいい? ラオス風がいい?」と聞かれて、「もちろんラオス風」と答
る。

やってきたのは、「カオ・ソーイ」ではないやろか。

米の平打ち麺に挽肉が入っていて、唐辛子でびりりと辛い。
野菜をたっぷり添えているのはベトナム風でもある。これを椀の中にどっさり
入れて一緒に食べるのだ。
おいしい。
タイ、ラオス通の友人の行ったら是非食べておくように言われたリストに入っ
ている。

屋台店やから、野菜を洗った水がちょっと心配だが、こうなったら食べるしか
ない。


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ありがとうございました。