さて、それでは楽しみにしていた古鎮というか、老街に行ってみよう。
ここから更に西の方に歩いて海安路まできたら南に曲がるとすぐに「神農街」というのがあるそうだ。
「この辺りかなあ?」、「確かこの辺のはずやけど」
「らしくないなあ」、「でもおもろそうやねえ」
確かに老街はまだもう少し先だった。この辺はただの生活のある路地裏だ。
「でも何か面白いねえ」
風景に味がある。「また観光客が紛れ込んできたで」、「しゃあないなあ」
おばちゃんたちにうさんくさそうにじろっと見られ、やや緊張しながら通過。
古くはないが生活の味がしみている。
昔の工場跡やろか? こんな煉瓦もええではないか。
トヨタのランクル?ええなあ。
どの路地に入っても味がある。「神農街」はもう少し先だ。
「海安海道美術館?」めちゃおもろそう。入ろうと思うが入り口がない。
この壁だけが美術館なんかもしれんなあ。それでもいいけど。
こんな通りもなかなかええ。
しかし、こんな事をしてたら行きつかへん。
「この路地が本物やで」、「たいして変らへんなあ」
この界隈の路地と古さはあんまり変らんで、店が多いからのように思えた。
歩いてたら後ろからバイクがやってきた。
じいさんが乗っている。この古さがめっちゃかっこええ。単気筒のボボボボ・・という音だ。
「これええですなあ」と話しかけたが、「何言うとんねん・・」という顔で無視された。
こんな普通のモンに何で興味しめしてんねんというとこなんやろね。
電気製品の修理屋さんみたいやけど、まるでジャンク屋だ。
昔はこんな店も日本にあった。
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