大阪住吉、うなぎの「川勝」

寒い冬でも時々鰻が食いたくなる。寒いからこそ元気出したいということもある。
そうなると行かんとしゃあない。「きよはら」がいいけど、近くて安いとこが行きやすい。
ということで「川勝」へ。
近いと言っても車で行くのはめんどくさい。店の前が長ーい一方通行なのだ。
堺からだと、府道30号線、阿倍野筋を北上する。千躰という難しい名前の交差点を左に曲がる
そのまま西に進んで、すぐの南海高野線の踏切を渡ったら最初に信号を右に曲がる。
細い道だがかまわず道なりにずんずん進むと、芋なんちゃらという葬儀社があるからそこを
左に曲がる。その道は住吉大社の北側の外周道路で西行きの一方通行だ。
住吉大社の北側の出入り口が見えたら道の右側に店がある。
駐車場はないので、外周道路に入ったら最初に右側に見えるコインパーキングに入れると
歩く距離が少なくて済む。
「いつも空いててええわ」と思ったら、今日はそうでもない。
最初は他に客はいなかったが直ぐに入って来た。いつものように御持ち帰りだけではないようだ。
雑誌置き場にいつもと違う本が置いてある。
「あまから手帖」やんか。ひょっとしたら載ってるの?
やっぱりそうだった。「すごいなあ、こんなんに載る店やったんや」
店のおばちゃんも嬉しそうだった。
頼んだのは、「特上うな重」これで1700円だからコストパフォーマンス抜群だ。
うなぎを卵でとじた「うなたね丼」にしようか大分迷ったがやっぱりちゃんと鰻が食いたい。

鰻はほこほこふわりでおいしい。関東流に蒸したあと焼いているが、皮はぱりっとしている。
ごはんもおいしい。量も十分ある。
たれはかなり濃いめ、私にとってはもう少し薄い方がいい。
蒸したせいか、少々水気を感じる部分もあるがまあいいではないか。
この値段でこの味、この量、このクオリティであれば言うことはない。

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出汁巻きもおいしい。

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食べながらいつも気になるのは、壁に貼られた大きなポスターだ。
諸国鰻遊?水墨画風の画で、猿が木の枝にぶら下がって下向きに手を延ばした先には
鰻丼がある。しかも中国語で何か描いてある。
「なんやろなあ?」
気持ちはわかるような気がしないでもないが、意味不明。
今度機会があったら聞いてみよう。

店名 「川勝」
ジャンル 鰻料理
住所 大阪市住吉区住吉2-4-14
電話 06-6673-7572
営業時間 不明
定休日 土曜
メニュー 日本語
言語 日本語

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ありがとうございました。