時々京都遊、山背(やましろ)古道、井堤寺跡あたり

さて、たなか屋うどん店を出たら時間はかなり早い。次の予定までまだかなりある。
さっきの大看板にはこのへんに何やら古代のゆかしい何やらかやらがありそうだから
少々廻ってみるかと考えた。
たなか屋の前の道をずっと行った先は小さな山と山を抜ける峠のようになっている。
これが山背古道というやつらしい。
何となくええ雰囲気が漂っているやないか。あっちに向かって歩いてみよう。

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少し歩くと小さなお堂があった。井堤寺跡と書いてある。

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田畑の中にある小さなお堂であるが、もとはと言えば天平の時代、井出の大臣、
橘諸兄の屋敷跡のの大堂伽藍であったのだそうだ。

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その頃の絵図も石碑にされている。

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もうちょっと先に行こう。この先は城陽市の方に続いているんやろか?
「この峠道ええかんじやなあ」山の紅葉が美しい。
もこもこにょきにょきと突き出してくる木の姿も面白い。
ずっと先には小野小町の塚もあるそうだ。
「まだかいな?」まだかなりあるみたいやからパスしよう。

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あっちの方にも何かありそうや。

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道は川の方に下って行っている。
古い道があるが今は塞いでいるようだ。
窯跡もありそうなことを書いてある。

のんびりしたええとこだ。
画の題材に頂いておこう。
このあたりで思い出した。「うどん屋さんに傘を忘れて来た」
雨が上ったらすぐ傘を持ってた事を忘れてしまう。痴呆が始まっているのだろう。
急いで戻ったら、ちゃんとあった。

帰り道に「井出の玉川」と書いてあった土手のあたりをもう一度眺めて見よう。
ここもなかなかええ感じだ。

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ありがとうございました。