折角、美術学院に体験学習に来たからには、学食も見て見たいものだと思っていた。
今回も、最終的にはホテル暮らしになったが、体験学習ということで最初は寮暮らしの
予定だったのだ。
そうなると、寮で寝泊まりして、学食で飯を食う事になる。
それはそれでいい体験ではないかと期待していたが、或る意味残念であった。
今回一緒に来た仲間で前に6カ月の短期留学を経験した人がいる。
それで、その人に頼んで学食くらいは見に行こうと言う事で着いて行った。
場所はある校舎の地下にあるようだ。
よくあるパターンだ。
入り口に学生が群れている。
「ここでチケットを買って入るんです。15元です」と教えてくれた。
何時も来る人はクーポン券みたいなのを持っているようだ。
「15元で食べれたら安いなあ」と思う。
「おそろしく酷い食事を想像してるでしょう。そんな事ないんですよ」と先達は言う。
今回はホテルに昼食が用意されているから見るだけだ。
奥に進んで食堂に出る。
広い。
大きなフロア一杯にパイプ机と椅子が並べられていて、学生達がわいわいがやがや
賑やかに楽しそうに美味しそうに食事をしている。
一番奥には厨房があって、その前に何列かの列を作って並んでいる。
「あそこに並んで好きなモノを入れてもらうんですよ」と教えてくれた。
よくあるアルミのお盆の上に、ごはんと幾つかの料理を選んで、それぞれ椀に入れて
もらうのだそうだ。
見ていると、全然まずそうではない。
現役時代に、出張で行った会社の現地社員向けの社員食堂よりもしかしたら上かも
知れない。
ボリュームが多い。学生向けだからそれは必須だろう。
中華料理ばかりだ。それもあたりまえ。
だから、カロリーは高くて油濃いものが多いのはしょうがないということだ。
実際の味付けは食べてないからわからないが、見て分かる程度にはまずそうでない
事は確かだ。
生野菜や煮物などは多分期待できないだろう。
食事をしている人を見ても、皆旨そうに食べている。中国のどこの食堂とも同じ
ように賑やかではあるが、外国人もかなりいるので喧嘩してるような大声は少ない。
「これやったらいけそうやね」と安心した。
実はもうちょっと長期できっとくるぞと思っているのだ。
その為の予備調査でもあるのだ。
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ありがとうございました。