杭州雑感ー01、始めに

最近の事だが、「杭州にある中国美術学院に体験入学してみいへんか? 1週間やけど役に立つで」
と言う話が持ち上がった。
杭州中国美術学院と言うのは中国でも1、2を争う有名美術学校だそうだ。
半年とか1年とかの期間で外国人留学生も受けいるていると聞いた。
「いいなと思っていたが、いきなりかなりの長期はちょっと抵抗がある。それだけの日程をやりくり
して行く価値があるか?価値があってもついていけるかどうか?言葉はどうだ?生活はどうだ?
どれだけお金がかかる?迷う事はいっぱいある。
それが、とりあえず1週間のお試しコースがあるというのだ。
「こいつは絶対行かなあかんわ」という事で申し込んだのだ。
1週間といっても行き帰りの2日を除いたら5日間しかない。
「それで何ができる?」という不安は大いにある。
しかし、いったいどんな先生がいて、どんな教え方をして、長期に行く価値があるかどうかを見極める
ことができるかも知れないという期待も大いにある。
不安と期待半々で此の度に臨んだのだ。
だから今回は観光は全く予定に入っていない。ちょっとした食の冒険や街角探訪もあまりできない
かもしれない。
しかし、今回はそれでいいのだ。「がんばって勉強してくるのだ」という硬い決意で行こう。

結論から言うといい経験であった。
予想どおり、いきなり画が上手になったなんて事はありえないが、得たものは多かったと思う。
それに街角探訪やおいしいもん食べも少しはできた。
そんな事を杭州雑感という形でとりとめもなく話して行きたいと思う。

もちろん画の授業の内容などはさしさわりがあると思うので申し訳ないが割愛させてもらうことになる。

関空から上海に向かう飛行機は若干の遅れながらも順調にスタートした。
と思って、うとうとと眠っていて目を覚ましたら、まだ関空にいた。
「いっこも動いてないやん」、どうも離陸の順番待ちに入ったらしい。
1時間程も待ってやっと飛びだした。
今回は中国系航空会社の飛行機だ。と言っても空を飛ぶ事に特に変ったことはない。
しかし、「1人1人にテレビがあるわけやないんやなあ」、まあ見いへんからええけど。
飯が来た。
「鶏ですか?魚ですか?」、「中国国内線と同じパターンやんか」
今回は魚にする。いつも国内線で食べる時は、「魚の方が外れる率たかいさかい」と何の意味も無い
判断基準で鶏にする事がおおいけど、今日は何の根拠もなく魚を食べてみたかったのだ。
味はどうかな?
「なかなかおいしい」

kinai111004

「酒が来いへんなあ」、一通り配り終わったはずなのに中々酒がこないのだ。
「ビールでも飲んで寝ながら行こう」と思っているのに酔っ払えないのだ。
後でビールだけになってしまうのとアテがなくてつらいので、食事をちびちびとせこく食べる。
「それでも食べ終わってしまうやんか」と思う頃でまだこない。

「やっと来た」、
「青島ビールやんか」これが美味しいのだ。
そんなこんなで気持ちよくうとうとしていると、おおよそ1時間強の遅れで上海に着いた。

さて、これから杭州までバスで行くのだ。
だんだんテンションが上って来た。

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ありがとうございました。