京阪間を走っていたら、空には飛行船が浮かんでいた

近京都に行く事が多い。電車で行く事もあれば車で行く事もある。
ある日の事、車で大阪を出発して、のんびりと走っていて、ふと空をみたら飛行船が
ぷかりと浮いていた。
「なんかのんびりしてええなあ」と思いながら見ていた。
それで京都で用を済ませて、帰りに又空を見たら、相変わらずぷかり、ぷかりと浮いていた。
それでも大分進んで殆ど大阪の近くまで来ていた。
そのあくる日だったか、今度は電車で京都まで行った。
枚方のあたりまで来ると、車窓からは田圃が沢山見える。
「田植えの季節なんやなあ」と思いつつ見ていた。
時にはその田圃に人が入って田植えをやっている。機械でしゃしゃしゃと終わってしまうのかと
思っていたが、一束一束手で植えていた。
今は都市の中にも田畑がある。
毎日ウォーキングしているコースでも田圃が沢山あって、田植えの季節だ。水を張った田が
次見るときは苗が植わっている。
そんな景色をぼんやりと見ていたら、空には又飛行船が飛んでいた。
そのスピード感が面白いなと思った。
飛行機と違って、ぷかりぷかり浮いたまま音もなく進んでいるかのようなのだ。
今のエネルギー再検討の時代に、人が移動する手段として飛行船なんかも考えなおせるのでは
ないかという気がした。
昔は、本格的に飛行船で大量輸送の実用化がされようとしていた時期もあったようだ。
それが、或る時、ヒンデンブルグ号という飛行船に大事故が起こって大惨事が起こったのだそうだ。
飛行機でも飛行船でも事故が起こったら大惨事になるのは間違いない。
それで、あまりにも飛行船の運行はリスクが高いということで今では小規模な観光飛行や、
宣伝飛行みたいなのが主になってしまったのだということだ。
しかし、巨大な金属のかたまりを化石燃料をふんだんに使って浮かび上がらせ、落ちないスピード
で動かし続けるというエネルギーの使い方を、もともと浮こうするガスの力で浮かんで、
適当なスピードを与えて移動するという方法があれば、その方が素人考えでは理にかなっているような
気がするし、だからこそエネルギーの消費量の違いは莫大なものだと思う。
確かに実用化するには、解決しないといけない問題は沢山あるだろうし、どんな移動に向いているかと
いう適用分野の問題もあるだろうけど、原子力発電に代わって、風力や地熱やいろいろなものを見直す
という発想の転換が求められている今、あまりあくせくしないでぷかりぷかりと移動する方法も、やれば
出来る発想があるのではないかと思ったりした。

とりとめもない事を考えているうちに京都についた。

hikosen110619

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ありがとうございました。