「私のお茶ノート」より、普洱茶

普洱茶(プーアル茶)というのは酒のように寝かせれば寝かせるだけ良いらしい。
我が家にある普洱茶も買った時点で12年モノという事だったから、それから2年半、
14年モノと言う事になる。雲南省のお茶だ。
どんな具合になっているのか若干興味がある。
酒ならはっきりコクと丸みが出て来るがどうだろう。
何十年モノとかになると驚くほどの値段になるそうだからきっとおいしくなって
いるだろう。
では、と思うが、まず葉っぱを取り出すところから大変なのだ。
こんな具合にカチカチの餅状に固められている。

cha110615-1

それをナイフで切りとってほぐすと、ぽろぽろと茶の葉の切れ端ができる。

cha110615-2

これを急須に入れるだけだ。
しかし、入れ過ぎてはいけない、濃すぎるときつすぎる味になる。
程良いと思うより少し薄い目がいいかもしれない。

cha110615-3

一セン目は洗茶として捨てて、2セン目から飲もう。
ちょっとギョッとするほど色が濃いが心配いらない。
これくらいで丁度なのだ。

cha110615-4

味はどうだ。確かにコクがでて、丸みが出て、甘みも強くなっている。
しかし、多分気のせいだと思う。そうなるはずだと言う思い込みの方がつよいのだ。
前とさほどは変わっていない。まだまだ寝かせないといけないのかもしれない。
もともとコクがあって、甘みもあるのでそれはそれでいいのだ。
薄い目に入れると癖も少ない。
消帯解暑の効能ありと書いてあるから、体の熱をとる働きがあるのだろう。
これからの季節にはいいのかもしれない。
もう少し暑くなったら、又飲んでみよう。
しかし、本当の年代を重ねた味って、一度味わってみたい。
まさか贋物ではないだろうが中途半端なのを買ってしまったのかもしれない。

***********
* 私のお茶ノート *
***********

名前 遠年普洱七子餅茶。
種類 黒茶(後醗酵)普洱茶。
購入日時 2009年1月11日。
購入場所 深圳市。
生産時期 購入時12年モノ。
生産場所 雲南省。
乾燥時 茶葉の形 焦げ茶、茶餅としてしっかり固めてある。
淹れた時 茶葉の形 ゆっくりゆっくり解けてくる。
味 まろやかで甘みがある。
香 若干の熟成臭、ほのかな香り。
色 濃コーヒ色。
感想 味淳甘厚、消帯解暑とあるように厚みのある複雑な味、
   しかもさっぱりしている。油濃い食事の時、二日酔い
   の時、暑い時などに良い、らしい。

cha110615-5

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村

ありがとうございました。