青木繁展を見に行った

水墨画をやっているが、油絵も好きだ。
それで京都国立近代美術館で青木繁展をやっていると知って行きたくなった。
今回は車で行く。いきなり名神で渋滞情報だ。リニューアル工事かな?
それでは第2京阪に廻ることにしよう。
こっちの方が空いてていいけど、大分高いような気がするがどうなんやろ?
今回はやむをえない。
ファミマで前売りチケットを買おうとしたが売ってない。しかたがないので
国立博物館近くの煙草屋さんの前を通って前売り券を買う。
こまめにこういう事をやるのも馬鹿にならないのだ。
平日はええなあ。岡崎公園の駐車場もガラガラだし、人気があるという青木繁展も
がらがらだ。

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ゆっくり見れると思ったが、人気の画のまわりはなかなか人が散らない。
話題になるだけあって、なかなか充実した展覧会だ。かなり大量の作品を集めている。
特にスケッチや水彩の小品が気に入った。
私がやっている水墨画に通じるものがあるからだ。
やっぱり線がいい。味のある線を描いている。
それに、水墨落書帖で私がよくやるように、食いもん屋の内部とそのまわりの風景を
いっしょくたに描いているのもあって、「同じ発想やなあ」とうれしくなった。
「菊籬」という小品では木の枝の描き方なんかが水墨の技と似ていて親近感が湧いた。

作品では初期の荒削りではあるが大胆な作品の心惹かれた。

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常設展でも良い作品があったので今回は非常によかった。
水墨画や日本画ばかり追いかけるのではなくて、たまには洋画を見るのもいいものだ。

さて、終わったら、ちょうど昼飯時だ。そうなるように行ったのだからそれでいい。
洋画の後は近くで洋食でも食べようと、「小宝」に行った。
時間調整のつもりでぐずぐず見てたが、ちょっとタイミングが遅れた。
開店一番の客が入ったばかりのところだった。
「今、席がありません。それに、今から皆さんの注文を聞いて、それで造ってお出し
するので、かなり時間かかりますよ」
と「びしり」と言われた。
「相席せえへんの?」と聞いても、背筋を伸ばして首を横に振るだけだ。
「そんなん、待たれへんなあ」、「大阪へ戻ろか」
しかたないから大阪まで戻ることにした。
なにもそんなに極端な行動をすることはないのだが、行きたいところがあったのだ。

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ありがとうございました。