北京・瑠璃廠の画仙紙

ベトナム話をしている間に、実は週末を使って、中国旅行をしていました。
今回は、北京経由の成都旅行です。
その話を少ししてみたいと思います。

前にも話しましたが、北京に行くと殆ど必ず、瑠璃廠というところに行きます。日本では、書や画の世界はなんとなく専門家の世界のような感じが強く、道具なんかも、一部の専門の店に殆ど集中的に置かれているように感じます。
一方、中国では、もう少し垣根が低くて、ごく普通の生活の中でも、書画をやる人が多いように思います。
それで、書画の道具の店も非常に多いし、いろんな人が普通に出入りして、気楽に買い求めているような雰囲気です。すごく見たり、買ったりするのが気楽だし、楽しいです。
それは、品物が圧倒的に豊富だという事もあるし、安いという事もあります。
なんとなく、わくわくします。
別に特別中国を礼賛しているわけではなくて、日常生活の中に、こういうものが自然にあることで、文化や歴史の重さを感じてしまうからです。

瑠璃廠というのは、北京で特別にそういう書画道具を扱う店が集まった一角です。周囲は胡同の味を色濃く残したあたりで、古びた雰囲気が落ち着きます。けっこう観光客相手にきつい商売をしているようなところも多いですが、好い店も多くあります。

それで、今回は、紙を買いました。
日本では、画仙紙といわれているもので、中国では宣紙といわれるものです。
安徽省というと紙や墨などの名品の産地として有名ですが、ここの最高級品で手漉きのものというのを買いました。
全紙大で100枚250元でした。
専門家ではないので、本当の良否はよくわかりませんが、感覚的によさげで、気に入っています。
以前にも買っているのですが、今度は、少し違うものです。今度の方がよいような気がするので、新しい題材に挑戦してみようと思います。
100枚といえば結構重いので、手持ちで帰るのは結構大変でしたが、いい気持ちなので、あまり気になりませんでした。

他には、瑠璃廠で有名な栄宝斎で、店の名が入った便箋を買いました。
手紙を書くわけじゃないですが、ちょっと良いかなって思ってます。

なんとなく、文人になった気分です。

いつの日か、晴耕雨読の生活に入る事ができるよう、夢だけは、見続けようと思っています。

 左は前回買ったもの        右は今回買ったものです。
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                     栄宝斎の便箋です。
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