胡同のひまわり

連休なので、中国語の勉強も兼ねて中国映画のDVDを借りました。
「胡同のひまわり」という題です。
難儀で頑固なお父さんがいて、自分の夢を子供に託すのはいいのですが、ことごとく束縛します。
屈折した父親の思いを描いた好い作品だとは思います。
自分が画家としての人生を閉ざされてしまった無念を、息子の才能にかけようとするのです。
息子はやはり親に激しく反発しながらも画家の才能を開花させていきます。
映画の終わりごろ、息子、向陽(ひまわりの咲くころ生まれたから太陽に向かうと名づけた)の個展があります。
ここで、息子の才能を確信した父が成功を祝った後、ひっそりと姿を消してしましまいます。
この個展の場所ですが、北京の789芸術区という、街角一帯が芸術になっている中にある、ギャラリーのような気がしました。
一度行ったことがあります。
なかなかユニークで面白いところでした。
北京らしいというか、中国らしくないというか・・

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毎週木曜は映画や音楽、書画の話です。