最近夢中で読んだ本、岩槻秀明、奥野新太郎

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岩槻 秀明 「雑草や野草がよーくわかる本」
ウォーキングをしていると雑草や野草がよく目に付きます。
綺麗な花を咲かせている事も多いので、なんという名前なのか気になります。それでこの本を買いました。
少しは名前を覚えて、雑草、野草を見ると又親しみも増すでしょう。
散歩の楽しみです。

奥野 新太郎 「随筆北京」
私の大好きな老北京を語ってくれます。
私が生まれる前に滞在した北京の随想です。
北京を愛し、たぶん北京語も堪能だったろう中国文学者の慈愛に満ちた滞在記です。
今回旅をした北京での滞在は時間があれば、ここに書かれた跡をたどってみようとも思っていました。

山東料理の「同和居」は多分改装の後でしょうが確かにまだありました。それは明日の話としましょう。

隆福寺の界隈、「古本屋があって、気難しい親父がいて、でも黙って立てば、きっと望みの本をそっと目の前にだしてくれる」なんてそんなノスタルジックな街角は姿を消していました。
賑わいだけは、まだあって、
ただの怪しい安物屋街になってしまっています。

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今度は前門のあたりをうろついたり、京劇を見てみたりしたいと思います。

姿は少しずつ変わっていますが、老北京は、パリに似て、いつまでも昔を引きずっているところが好きです。

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毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。