麗江、シャングリラの旅(5)
旅行に来たら、記念に何か買うようにしている。土産物的な土産物はいやだけど、ちょっとこだわれるモノで特色のあるものが買えればいいなと思う。 では、雲南、麗江って何がいいだろう。 麗江、束河古鎮。古鎮が丁寧に保存されているのはいいけれど、中国の各都市と同じように急速に観光化されてしまって、今となっては中はお土産の街になってしまっている。 みんな生活があるんだから、贅沢は言えないけれど、ある意味寂しい事 […]
旅行に来たら、記念に何か買うようにしている。土産物的な土産物はいやだけど、ちょっとこだわれるモノで特色のあるものが買えればいいなと思う。 では、雲南、麗江って何がいいだろう。 麗江、束河古鎮。古鎮が丁寧に保存されているのはいいけれど、中国の各都市と同じように急速に観光化されてしまって、今となっては中はお土産の街になってしまっている。 みんな生活があるんだから、贅沢は言えないけれど、ある意味寂しい事 […]
黒龍譚でもあったように、もともとナシ族東巴文化は水の暮らしから出たもので、神水を崇め、水と共に暮らすことにあったのだ。 もともとあったのを景観地区として作り直したのか、それは分からないけれど、玉水寨として体現されている。 この地は、自然の草花が実に美しい。 山と水と自然の暮らしのが見事に調和している。こういう暮らしをナシ族は理想としたのあろう。 主だった木や花に名札が付けられているのも好感が持てる […]
玉龍雪山を目前に見上げるあたりに魔界がある。 ちょっと異様な呪術の結界。神秘の世界。 周囲を5、6千m級の山々に囲まれ、見渡す限りの田野の中にぽつんとこういう呪術の結界があると、ちょっと気味が悪い。 東巴文化聖地-東巴神園とうところ、ナシ族の精神文化を伝えるところと謳ってある。チケットを買って、勝手に入ろうとするとすると止められて、神官らしき人がでてきて案内をしてくれた。 真ん中の極彩色の通路を挟 […]
緑に包まれた閑静な公園の泉の辺、得月楼のあたりで玉龍雪山を写して眺めるのが、ここの風流だそうだ。しかし、残念ながら、今日は曇っていて全景は見えないが、周りを高山にかこまれた泉の景観はなかなか趣がある。 黒龍譚というのが、この広大な公園の名前だ。水の神-神秘-龍といった連想が浮かぶ。清朝の乾隆2年に皇帝から「玉泉龍神」の名前を賜ったと書いてある。麗江古城一帯の水源となっているらしい、水の公園である。 […]
着陸まであと10分というアナウンスが流れた。 北京を朝8:30に出て、約5時間。乗るまでは、うかつな事に昆明経由のフライトだとは気がつかなかったが、3時間プラス1時間の長旅になってしまった。 しばらくすると機は降下を始め、窓の外にはいつもの中国とは違う景色が見え始めた。まわりを高山に囲まれた、山間の長閑な山村に降りて行くという感じだ。 機内は中国でも夏休み中とあって、中国人の観光客、欧米人の観光客 […]