CATEGORY

浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆

中国、江南、浙江の旅-32、朝飯を食って東台路へ

さて、日本に帰るまでに午前中一杯時間がある。どうしようかと言う事は、来 てすぐの時に解決していた。骨董屋街みたいなとこに行きたいと言う人がいて 皆さんそれに賛成したんで、ホテルから地下鉄で2駅目のところにある東台路 というところに出かけることにしたのだ。 と言う事で、まず朝飯を食いに行こう。 南京東路での朝の外食はあんまり選択肢がないことが分かった。かといってホ テルの飯は高い。では、同じ店やけど […]

中国、江南、浙江の旅-31、上海で夜景を見る

さて、今晩は上海での最後の夜だ。飯食って簡単に寝てしまうのは勿体ない。 一緒に行った人たちには迷惑やったかも知れんけど勝手にそう考えた。ではど うしよう。新天地みたいなとこに行って、高級雑貨店街をショッピングしたり、 欧米人好みのオープンテラスのバー、やたらあるのだ、に入ってみたり、オー ルドジャズを聴いたりとネタはないではない。しかし、今回の友人達にはお気 に召さないような気がする。それやったら […]

中国、江南、浙江の旅-30、新幹線で上海に戻って晩飯を食う

雨がどんどん酷くなる。皆さん紹興酒を沢山買ったし、杭州で画仙紙を買った りして、荷物が多くなってる。スーツケースは上海に預けて楽をしてるんやけ ど、けっこう動き難い。それでも、チャーター車やから駅まで行ったら、新幹 線に乗って上海までまっしぐらだ。 紹興は紹興北駅が新幹線の発着駅なのだそうだ。 最近の中国はどこに行っても新幹線の大きな駅がある。どこまで広がるんやろう。 そして、何時でも何処でも満員 […]

中国、江南、浙江の旅-29、王羲之の蘭亭

さてお腹が満腹で紹興酒もたっぷり飲んだ。気持ちが良いんで動きたくない。 けど後一カ所だけ行くとこがある。行かんでもええんやけどガイドさんには、 行くと指示してしまってるからしょうが無い。王羲之の蘭亭だ。 もし本まもんが残ってたらたいしたもんだ。何としても見とかんとあかんの やけど、今あるのは何もないところに、このへんやったらしいでと建てた真 っ赤なニセモノなのだ。 杭州に短期留学してた時に、同窓や […]

中国、江南、浙江の旅-28、咸亨酒店で思い切り紹興酒を食らう

そろそろ酒が飲みたい。美味しい紹興酒が待ってると思うと喉が鳴る。 次の目的地は咸亨酒店だ。入り口に孔乙己はんが居てはる。 言わずと知れた魯迅の小説の主人公だ。 ホームレスの浮浪者でも、長い裾の服を着てたら一応は文人の端くれらしい。 時には文字を教えて茶碗酒の一杯にあずかることもあるらしい。 (その字が合ってるかどうかは別にして) 日がな一日この安酒場に入り浸って茴香豆を食うのが日課だったという話だ […]