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浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆

中国、浙江省、古村の旅ー01、初めは上海から。

年頭のご挨拶でも述べたように、昨年末にとても良い旅をした。中国は観光化され すぎてもうおもろいとこないわと考えてたのを改めるような内容だった。それが この旅だ。果たしてどんなもんなんか楽しみにご覧あれ。 旅の初めはいつものように関空から上海に飛ぶ。前回とは違って人数が少々少ない。 それと、友人たちとわしとが便が違う。 ちょうどのタイミングでわしのJALのマイレージが流れそうになってた分があった。 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-38、杭州から日本に帰る

いよいよ広州最後の朝だ。朝からえらい雨が降っている。この日は朝から杭州 マラソンが開催されるということで思わぬ交通渋滞に巻き込まれへんよう、上海 経由で帰る仲間達は若干早い目に出発した。 わしは昼頃ここを出ればいい。 では、もういちど文体市場やら、その移転先のビルやら、書画の本の専門店や らを見に行っておこう。 次来た時は又変わってしまってるんやろなあ。 文体市場は多分なくなってる? 歩いてて、瓢 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-37、杭州最後の晩飯、「港麗飯店」

さて、旅も終盤だ。今日も天気が悪い。しょぼしょぼ雨が降っている。その雨 の中を最後の買い物に行く。お土産というより、文房四宝関係、篆刻関係の道 具や材料をあさりに行くのだ。初日の買い物で一番気になるもんは買ってしま った人が多いけど、直ぐには決心がつかへんかったけどやっぱり欲しいとか、 忘れてたけど思い出したとか、いろいろある。わしかて高いもんは中々決心が つかんからこういう予備日があるとありがた […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-36、昼ご飯

さて、午前の予定が殆ど終わった。殆どお昼ご飯の時間だ。しかし、その前に 大事な事がある。木の実屋さんが集まった界隈があるらしい。わしは中国に旅 行に行って田舎に行ったときにチャンスがあったら木の実を買うようにしてる。 胡桃やアーモンド、その他いろんな種類があって楽しいし、おいしい。 大抵は古鎮の道すがらに屋台を出して売っているんやけど、市場で買える事も ある。そういう店が集まったところがあるんやっ […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-35、西湖、西泠印社へ

蘇堤の散歩はわいわい歩いていたらあっというまに終わってしまった。結局は 芥川龍之介の言う画舫が印象に残っただけかもしれん。 次は目の前の小さな島に橋を渡って西泠印社へ行こうと思う。 (泠は冷ではなくてさんずいらしい) 西泠印社というのは篆刻を学ぶ人達の聖地と言えるところだ。元々、中国の清朝 末期に浙派といわれる篆刻家たちが仮の拠点にしていたところだったが、その 後、民国になってから日本の篆刻家たち […]