天王寺七坂を歩く−09、逢坂へ。
逢坂へ。 さて、とうとう最後、7番目の坂までやってきた。 と言うても坂がない。 松屋町を南に降って、最後、国道25号線に当たる交差点だ。 ここを左に曲がる、逢坂が25号線の一部になってしまってる。 ただの大きな国道だ。 確かに向こうに四天王寺が見える。大通り。 ではあるが、味も素っ気もない。 で、看板を見てみる。 なるほど、いわゆる合法ヶ辻から四天王寺に至る坂を逢坂というと書いてある […]
逢坂へ。 さて、とうとう最後、7番目の坂までやってきた。 と言うても坂がない。 松屋町を南に降って、最後、国道25号線に当たる交差点だ。 ここを左に曲がる、逢坂が25号線の一部になってしまってる。 ただの大きな国道だ。 確かに向こうに四天王寺が見える。大通り。 ではあるが、味も素っ気もない。 で、看板を見てみる。 なるほど、いわゆる合法ヶ辻から四天王寺に至る坂を逢坂というと書いてある […]
清水坂から天神坂へ。 さて、清水坂が終わったらあと2つで天王寺七坂は終了だ。 裏通りを南に進む。1ブロックで右手に次の坂の気配が見えた。 ここを回ったら、天神坂だ。 とても地味ながら微妙なカーブが奥ゆかしい。 これまでで、一番優しく、柔らかな坂ではなかろうか。 この坂の右側は先ほどの清水寺。 滝の名所? 左手は、安居神社。 実はここにも名水があるのだそうだ。 「安居の清水」あるいは「癇静めの井戸」 […]
愛染坂から清水坂へ。 さて、愛染坂を下ると勢いをつけて、松屋町筋まで、 出ないで、ググッと左に曲がる。 1ブロック行くと、聖光学院の敷地を回り込んで、すぐ左手に坂がみえる。 これが清水坂かな。 入り口に看板がある。 これが清水坂。 緩やかな坂。ほぼ同じ高低差を行き来するのに、坂によって印象がエライ違う。 石畳の人が踏む部分がかなり広い。それで低くなだらかな印象を与えている。 名前の由来の清水寺は坂 […]
愛染坂を下る。 「百歳の階段」の横。 ここが、大江神社の展望台のところ。夕陽は見えんこともないとは思うけど、風情を感じるのは無理そう。 さっきの勝鬘院がお寺でここが神社。ようわからんけど、昔は神仏習合、神様はおんなじ、それでいいのだ。 このあたりに、昔、鎌倉時代の貴族、藤原家隆という人が、「夕陽庵(せきようあん)」と名づけて余生をおくった建物があったらしい。 「風そよぐ 楢の小川の 夕暮れは 御禊 […]
口縄坂から夕陽の丘、愛染坂へ。 さて、織田作之助の口縄坂とはお別れする。 正面の塔はなんやろと思いつつ右に曲がる。 丘の上の裏通り、 すぐに曲がり角。 またまた曲がり角。 けっこうクネクネと進んでいく。 おやこっちにも塔が見える。 そしてやっと最後の曲がり角。 曲がったら向こうに坂が見える。というか鳥居が見える。 その鳥居が大江神社だ。 ぐいっと進む前に、右を向く。 この奥にあるのが、いわゆる愛染 […]