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近畿地方

奈良遊、法隆寺と時空の旅(夏季大学)ー6

早いもので、今日はもう最後の日だ。午後はオプションの聖徳太子御廟と叡福寺参拝が ある。こんだけ暑いと大変そう。がんばろう。 第8講 建築からみる斑鳩の寺々 元奈良国立文化財研究所長の話 さて建築屋さんの登場だ。 百済人がもたらした技術によって日本にも瓦ぶきの長持ちのする建築物が出来始めたのが 紀元600年くらいからなのだそうだ。日本に残る24の木塔の全てが奈良県にあるという。 中国で一番古いのが残 […]

奈良遊、法隆寺と時空の旅(夏季大学)ー5

今日は第3日目、朝早くから奈良に通うのはちょっと疲れてきたが、午前中頑張れば 午後は自由見学だ。にわか雨が心配だがすぐ止むだろう。 第6講 日本の古代壁画 -古墳壁画を中心にー 元奈良博物館長の話 高松塚古墳発掘の話だ。講師も楽しんでいるが聞いているほうも実に楽しい。 実際の壁画はどんな風にして発見されてどんな状態だったのか。 大きさはどうだ? 何が描かれているのか? それは何故なのか? キトラ古 […]

奈良遊、法隆寺と時空の旅(夏季大学)ー4

今日は第2日目だ、朝から蝉がザワザワザワとやかましくないている。 朝からかっと照る中で、法隆寺伽藍内に茂る緑が目にしみるようだ。 法隆寺には夏が良く似合うとなぜか思った。 昨日はハードなスケジュールであったが今日は一日室内だから涼しくて楽ができる。 第3講 「奈良美術院」と法隆寺国宝仏修理 美術院国宝修理所 理事長のお話。 明治の始め、岡倉天心ら東京美術学校を辞職後、有力作家が参集して、日本固有の […]

奈良遊、法隆寺と時空の旅(夏季大学)ー3

さて、焼損壁画を見終わると次は一気に東院まで急ぐ。 ここには夢殿がある。確か昨年は修理中だったように思うが、もう綺麗になっていた。 夢殿は聖徳太子が暮らしておられた建物だというが、本当に美しい八角堂だ。 「ここでも秘仏が見られる」 階段を上ったすぐのところに、救世観音がおられる。普段は絶対に見られないお姿だ。 しかし、暗い。明るいところから入ってすぐだから余計見難い。 闇を透かしてみると金色の救世 […]

奈良遊、法隆寺と時空の旅(夏季大学)ー2

さて、午後は活動だ。 まずは西院伽藍の金堂と五重塔での放水訓練だという。 時間がきたら、地元消防団らしき服を着たおじさんたちがやってきて、しゅーっと放水を 始めた。水は高く高く上って、みるみる金堂を水煙で包んでしまった。 五重塔も同じだ。 訓練というより水のショウのようだ。花火は大放水は見ていて正直楽しくわくわくする。 実際は何度かの辛辣な火災事故を踏まえての訓練だから喜んでいてはいけないのだ。 […]