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中国紀行

杭州お絵かき勉強日記-066 中国美術学院、卒業制作展を見た

ある日の夕方、学校の正門のあたりにえらく人が集っている。なんやろと思って見に行ったけど わからへん。新たに警備員まで動員されて集った若い人たちを中にいれまいとしている。「なんやろ?」 正門の脇の門もおなじだ。もしかしたら明日から卒業制作展があると聞いたからそれに関するイベント かも知れんと思ったが結局わからずじまいだ。何をやっても人を集めると言うこの学校の人気はすごい ものだ。 正門前にはバスまで […]

杭州お絵かき勉強日記-065 さすがこれぞ芸の力、杭州で女義太夫

中国美術学院で珍しい催しがあった。日本から女義太夫をやる方が来られて、日中交流の公演をやられたのだ。 義太夫というのは、文楽の時に語りをするのが義太夫と言うことで親しみがあるが、義太夫だけで聞く機会と 言うのは日本でもあまりない。まして中国ではもしかしたら史上初公演かもしれない。 機会があって、リハーサルから見ることができた。 語りと三味線の呼吸あわせだ。なかなか合わない。1つには温度湿度の問題。 […]

杭州お絵かき勉強日記-064 いつもの清真ラーメン屋さんでナンを買う

杭州には新疆ラーメンや、蘭州ラーメンなど清真(イスラム)料理屋さんがなぜか多いと言う話はした。 いつも行く清真麵屋さんの話もした。汁の麵意外に冷麺や炒めた麵、ご飯類も沢山あるが、何故かラーメンを 食ってしまう。奥でおっちゃんが打って打って、延ばして延ばしてしているから手打ち、打ちたては間違い ない。 殆どの場合、ラーメンか刀削麵を食べる。 しかも最近は贅沢をして卵入りだ。「牛肉ラーメン」って言った […]

杭州お絵かき勉強日記-063 あやしい本屋さん

自分でも良く行くし、日本から友達が来たり、他人に聞かれたりしたら必ず勧める本屋さんがある。 不思議な事に宋代老街というお土産屋さんや食べ物屋さんがひしめきあっている雑踏のど真ん中にあるのだ。 この通りは河坊街と言うが、なぜかいつもいつも人通りが途絶えることはない。もちろん店じまいした後は 人は居ないが朝は6時頃からもう観光客が来ている。 格別何か特徴のあるものを売っているとは思えないが、お土産を買 […]

杭州お絵かき勉強日記-062 いま習っていること

こちらに来て、最初の1ヶ月半ほどは山水画を習っていた。いろんな意味で勉強にはなったが、結構 又別の意味で疲れる期間でもあった。それが終わって、次の1ヶ月は工筆というジャンルに入る技術 を習っている。それはどんなんかと言うと、簡単に言えば、花鳥画の一種だ。それを細かい細かい筆 で描いていくのだ。 まるで、昔の時代、四条派の工房に弟子入りして、下絵の見本の練習をやらされてるみたいで何とな く気持ちがい […]