中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-05、文体市場で画材のお買い物
さて、全員無事に杭州のホテルに到着した。さっそく買い物に出る。今回の 旅行は杭州の街が拠点になっている。その理由の一つにこの買い物がある。 杭州というのは昔の南宋の時代の首都だ。日本で言えば多分、平清盛の時代頃 にあたると思う。水滸伝の時代にも近いと思う。要するにモンゴル族に追われ て北宋から南に逃れて都を移したのだ。国は滅びかけているけど、文化は爛熟 していた。書画も素晴らしい作品が生まれている […]
さて、全員無事に杭州のホテルに到着した。さっそく買い物に出る。今回の 旅行は杭州の街が拠点になっている。その理由の一つにこの買い物がある。 杭州というのは昔の南宋の時代の首都だ。日本で言えば多分、平清盛の時代頃 にあたると思う。水滸伝の時代にも近いと思う。要するにモンゴル族に追われ て北宋から南に逃れて都を移したのだ。国は滅びかけているけど、文化は爛熟 していた。書画も素晴らしい作品が生まれている […]
上海の第一夜が明けた。やや天気が悪いが問題はない。これから朝飯を食って、 上海の街を少し散歩して、後発組の仲間達に合流するのだ。 今回も南京東路の歩行者天国の西の端の方のホテル、錦江之星酒店に泊まって いる。今はやりの大衆向きのチェーン店で割と安くて清潔だ。それになにより も場所が便利なのがいい。 そういう分けなんで、朝飯も歩いていけるとこにいくつかあるのを前回来た時 に見つけておいた。中国の街で […]
やっと、孔乙己酒家に辿り着いた。 途中でほぼあきらめかけてたけど、あの若者のおかげでなんとか来れた。 よかった。さあ、中に入って、紹興酒飲みながらおいしいもん食べよう。 とドアをあける。 店員が来たんで、「二人」と言うと、「予約ありますか?」と聞かれる。 「してないけど」って普通に言うと、首をふって、「予約で一杯です」って そっけない。こんなに苦労して来たのにそれはないやろって思うけど、それは 向 […]
友人と合流後、気をとりなおして、芸術書の専門店に行った後、地下鉄を乗り 継いで多論路へ向かう。昔、日本疎開があったあたりだ。わしはもう何度も来 てるけど友人は初めてやと思うんで連れてきた。 いつもながら妖しくて、混沌とした界隈だ。 おもしろい。 それで、「ここが内山書店の跡やで」なんて知ったかぶりして説明しながら、 なんとなくおかしい。 「ここ来たことあるやん」と言うのはわかってる。 それより、「 […]
昨年は蘇州、杭州に旅行に行った主に水墨画や篆刻をやるメンバーでの中国 旅行を今年もやってしまった。その報告をしよう。 今年の目的地は、次のようだ。 温州にある雁蕩山。結構奇岩、奇山の連なる凄い山やと思うんやけど意外と知 られていない。中国の観光ブームの中でも穴場になると思われる。 それと林抗古村。ここもちょっと前まで秘境中の秘境と呼ばれてた所やと思う。 最近ブームになりつつあるらしいけどまだ大丈夫 […]