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中国紀行

紫砂壷の逸品

 2日目は、朝早くから上海を出発して長躯、江蘇省宜興に向かった(片道約3時間強)。相変わらずのスポット旅である。  宜興は紫砂壷という焼き物の茶壷(急須)が有名で、それを求めて丁蜀鎮という村まで行った。 ガイドがいるわけではなく、事前に十分調査できているわけでもない。上海で雇った車の運転手に、「丁蜀鎮という村があって、この辺で紫砂壷を売っているらしいから買いたい」というだけのいつものパターンで始ま […]

上海 プーシキンのある街角

 9月1日-9月3日で上海、江蘇省に行ってきた。 しばらくは、この時の思い出を語ってみよう。  初日は上海。  どこの街角でも、時たま思いもよらないものを見つける事がある。 陳丹燕という人の「上海的風花雪月」(邦題「上海メモラビリア」)という本に、上海の岳陽路の十字路に小さなストリートガーデンがあって、そこにプーシキン像があると書かれている。フランス租界の中にあるロシア人街の中心だったらしい。この […]

ハミ瓜で昼食、ウルムチの夜市

 あまり食事の事を考えずに時間が過ぎてしまった。けっこう遅くなったので昼食とする。トルファンでは、ハミ瓜を食べるのが楽しみだったので、運転手のお勧めの葡萄溝へ。予想通り、葡萄もハミ瓜も瑞々しく、素朴な甘さがあり、ついお変わりをして沢山食べてしまった。おまけに、お土産に4個も買って北京までえんやこらえんやこら持って帰った。同時に食事もしたけど、衛生面がちょっと・・かなり疑問で・・生ものは避けるように […]

灼熱の火焔山、砂漠の廃墟

 朝から日帰りでトルファンに向かう。高速道路が整備されているので、片道大体2時間半くらいの行程だ。雪を頂いた天山山脈を見ながら、砂漠の中をひた走る。ちょっとだけシルクロードの旅の気分。途中に、風力発電の風車地帯。確か、米国のカリフォルニアにで見たのが世界最大だと聞いたけど、ここのも結構圧巻であった。  ウルムチから峠を越えてトルファンに入っていくが、このあたりは、盆地とは言え、海抜はかなり低いそう […]

天山天池 中国の上高地

 北京からウルムチへ。3時間強のフライト。毎日数便あるというのに満員。旅行シーズンだからか。人が多いだけなのか。雪と氷を頂く天山山脈に感動しながら空港につくと、人口約160万の大都会。やはり中近東系の顔立ちの人が多い.イスラムの街なんだろう。昼食は清真料理、ヨーグルトが新鮮で爽やかな味がした。  食事の後、天山天池に向かう。 ウルムチ市内から約2時間、ぐんぐんと山の上に向かって上っていく。天山天池 […]