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中国紀行

中華第三、河南省博物館

北京から、洛陽に行くには洛陽空港の便が少ないので、鄭州というところまで行きます。ここに、予約していた車が迎えに来ています。 「どこへ、寄って行きますか、少林寺でいいですか?」 「少林寺もいいけど、その前に開封へ行きたい。」 「開封は洛陽と反対側で100kmちかくあるから無理ですよ。」 「汝窯とか鈞窯の窯元は?」 「????」・・・・通じません。 「じゃあ河南省博物館と鈞窯の店」 「鄭州市内は渋滞す […]

少林寺の黒ビール

今回の旅は北京経由で洛陽を訪れる旅ですが、飛行機は鄭州というところに降ります。そこから車で2時間くらいで洛陽なんですが、途中で少林寺に寄りました。 少林寺の近くに、嵩山永泰寺という尼寺があります。中国最古老的皇家尼僧寺院と書いてあります。 ここで素食という、所謂精進料理を食べさせてくれます。 つまり、肉や魚は使わずに、野菜などでそれらしくして料理を作っているのです。 でも、酒はあるのです。 「ビー […]

北京の老舗「同和居」

昨日紹介しました、奥野新太郎の「随筆北京」にでていた店に行きました。この本は、1930年代、盧溝橋事件の頃の北京を書いた本ですから、その頃からの老舗なんですね。 といっても何の気取りも衒いもない至って普通の店でした。 安くて美味い!好い店です。 街の様子も本とはかなり違っているので、場所も少しは移動したかもしれません。店も改装したでしょう。 でも名物の三不粘もちゃんとあるし、山東料理の味の雰囲気も […]

老北京の街角

北京に行ったら、いつもどこか懐かしい気がします。 確かに中国の首都だし、近代建築も沢山あるし、人も一杯いるけど、子供の頃いた町にまぎれこんだような気になる時があります。 やっぱり古い町並みが沢山残っているからでしょうか。 革命や戦争、文革など沢山の試練があったはずですが、それでも老北京といえる古い家並みが沢山残っています。 胡同の保存という形でまとめて保存されているところもあります。中には、昔の四 […]

紫禁城のある風景

北京といえば、紫禁城、あの故宮博物館ですね。かの「ラストエンペラー」がいたところです。「紫禁城の黄昏」という本はあのラストエンペラー溥儀の紫禁城の暮らしをとても生き生きと書いていたので、「ああここがあの紫禁城か」と本に重ね合わせて見ていました。 ちょっと遠くかすんで分かりにくいですが、ホテルの窓から見た紫禁城の遠景です。 途方もなく大きな宮殿です。これでも、戦災で焼けて規模が小さくなったんでしょう […]