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中国紀行

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-4

北京、素食の店、「静思素食坊」 そろそろ日も暮れてお腹もすいたので夕食にしよう。 今日の夕食は、北京の素食を試してみよう。素食と言うのは所謂精進料理で 肉、魚を使わないで、肉料理や魚料理に似せて作った料理の事だ。 材料は全て野菜だ。といっても中国料理なので油を多用するはずだからダイエットに 向くかどうかはわからない。どんなのが食べられるか楽しみだ。 店は、「静思素食坊」、故宮の北、景山公園の近くの […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-3

前門、大柵欄 瑠璃廟を出て次にむかったのは、前門だ。 着いてみて驚いた。景色が一変している。以前にもゆっくり来たわけではなく ちらっと見ながら通り過ぎていただけだけど、雰囲気がまるで違ってしまっている。 つまり、オリンピックの時の北京観光の目玉として大改装されてしまったのだろう。 老北京を偲ぶ古い店が並ぶ前門大街も石畳の大通りだ。 そして古い様式風に作ってはいるが、新しい店舗がずらりと並んでいる。 […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-2

瑠璃廟、戴月軒 瑠璃廟の東側に行った主な目的は「戴月軒」という文房四宝の店で筆を買う事だった。 文革以前から残っている筆の専門店はここぐらいだと何かの本に書いてあった。 かの斉白石もここで筆を買ったという。 楽しみだ。 東街に入ると店は直に見つかった。 中に入ると中々好い雰囲気だ。 「いらっしゃい」、「筆を買いたいんだけど」、「画を描く筆」 いろいろ見せてくれる。「狼毛で一番いいのを見せて」 「試 […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-1

瑠璃廟の賑わい 鎮江、楊州の旅の後、しばらくおいて、次に行ったのは、 雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅だ。 この旅は北京を基点にして行った。 旅の初めはいつものように北京見物だ。今回は久しぶりに瑠璃廟に行く事にした。 いつもは西街へ行っているので、今回は東街だ。 西街は文房四宝の店や古本、骨董関連の店が終わると、その奥は普通の胡同だ。 東街はもっと賑やかで、文房四宝の店はあるにはあるが、それより […]

痩西湖を巡る

痩西湖の庭園を歩いていると、面白いものを見つけた。 唐の時代の銀杏が落雷にあって割れてしまったが、接木かなにかをしたら 蘇って花を咲かせたといったような事が書いてある。 「枯木逢春」と題をつけて詩文風にしたてて印まであるのは中国風でいいなあ。 こういう橋もよくある風景、あちこちに橋や東屋をしつらえある。 仏教寺院があるのであろう白塔がある。 こういう白塔は五台山にもあるというが、日本の寺にはないの […]