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中国紀行

桂林の巨大扇子

先日、深センに行った時に友人に扇子を貰った。 「田舎に帰った時に扇子をお土産に買ってきたよ」、「ありがとう」という 軽い気持ちだったのだが、持って来たのを見て驚いた。 巨大だ。長さが1M近くある。という事は広げると2M近いという事だ。 田舎が桂林という事で、「桂林」の山水が描かれている。 私が、水墨画が好きだというのと水墨画を習っているというのを知っている ので買ってきてくれたのだ。 桂林は風景天 […]

広州-深センの列車

年が明けてから深センに行った。よく仕事で行くところだが、 今回は友人とプライベートの旅だ。 いつもの香港経由の便が取れなかったので、私としては初めて 広州空港から入る事になった。 広州-深セン間は列車が走っていて、本数も多いし便利だと聞いていた ので、到着後早速駅に向かった。広州東駅だ。 成程、例の新幹線タイプの「和諧号」が走っているようだ。 どうやら30分に一本くらいの頻度であるみたいだ。 チケ […]

昨年の旅を振り返る-平遥古城

昨年の一番印象に残る旅は、雲崗石窟、五台山と共に、これに引き続いて 行った平遥古城だったと思う。 五台山で手間取って、というよりは最初から無理な日程だったのだが、 数百キロを走って平遥古城についたのは深夜の12時を廻っていた。 郊外からだんだん町に入っていって、家も増え、ホテルもあってという いつもの到着パターンとは違って、いきなり城壁に到着した。 誰もいない、しんとした雰囲気の中を場内に入ってい […]

昨年の旅の思い出-雲崗石窟、五台山

雲崗石窟から懸空寺、五台山、平遥古城に行ったこの時の旅が昨年の旅の 白眉かもしれない。 かなり以前に洛陽の龍門石窟に行った事があるが、広大な中国の大同と 洛陽、これほど離れた場所に殆ど同じような仏像石窟があるのは不思議 だったが、仏教の信仰が厚かった北魏の王朝が大同から洛陽に遷都した ためというのでなるほどと思った。 仏様は日本でも馴染みのあるような良いお顔だった。 それから、山の崖に貼り付いた懸 […]

昨年の旅の思い出-楊州痩西湖

鎮江、金山寺の後は長江を渡って楊州だった。 ちょうどお昼時、楊州へ来たからには、「『楊州炒飯』を食べなくては!」 ということで、運ばれてきたのは普通の一皿だというのに山盛りの炒飯。 しかも、料理の一番最初に登場だ。一番に頼んだから仕方ないにしても、 これで殆どお腹が一杯だ。あとの楊州料理も美味しかった。 お腹一杯の後は、痩西湖。 西湖を模した人造庭園だ。柳が美しい。 「楊州は美人が多いんだよ」、「 […]