雲南省、元陽、建水の旅-15
雲南省、元陽、建水の旅-15 太陽出来! 刻々と変わる雲と霧と山の姿に時間の経つのを忘れていたが、 正面の茜色が一段と強くなってきた。 その茜が丸さを持ってきたなと思ううちに、 鋭く赤い小円となって雲の上にポンと躍り出た。 思わず息を呑む。感動の一瞬だ。 これが、ここの日の出なのだ。 墨を引いたような、雲の上に一気に茜色が広がって行く。 ちょうど折りよく霧も引いている。 棚田がだんだんと明瞭にわか […]
雲南省、元陽、建水の旅-15 太陽出来! 刻々と変わる雲と霧と山の姿に時間の経つのを忘れていたが、 正面の茜色が一段と強くなってきた。 その茜が丸さを持ってきたなと思ううちに、 鋭く赤い小円となって雲の上にポンと躍り出た。 思わず息を呑む。感動の一瞬だ。 これが、ここの日の出なのだ。 墨を引いたような、雲の上に一気に茜色が広がって行く。 ちょうど折りよく霧も引いている。 棚田がだんだんと明瞭にわか […]
雲南省、元陽、建水の旅-14 棚田、夜明け前 バイヂュウで盛り上がったのはいいが、明日は早いのだ。 かなり酔っ払ってしまった。 食事前の打ち合わせで、「今日は夕陽の棚田を見れなくて残念 でしたが、明日、5時半に出発すると棚田の日の出が見られますよ。 どうします?」という事であった。 「もちろん行くよ」と答えた。明日は早起きだ。 しかも、工事があるので、村の道は6時15分を過ぎたら、12時までは 侵 […]
雲南省、元陽、建水の旅-13 元陽で飲もう 乾杯! 乾杯! 酒は、麦のバイヂュウだそうだ。強くて癖がある。しかし、なかなか旨い。 「今日は実にうれしい。気持ちがいいです」と言うと、 「私は、貴方のこんな風にお酒を飲めて感動しています」と運転手が言う。 それから、中国の文化の話になった。彼は書をやっているようだ。 有名な書家の話になった。 「それは王義之だろう」、「知っているんですか?」、「有名です […]
雲南省、元陽、建水の旅-12 老虎嘴の棚田 「話が違う」と思うが、その女は「此処から先は行けない、道がないから 回り道しても1時間半かかる」と言う。「最初から1時間半は解っている」 と言うが、「私は案内できないので行くなら自分達で勝手に行け」という。 かなり話に食い違いがでてきたがコミュニケーションがうまく行かないので しょうがない。 しかたないので、ここから棚田の風景を見ることにした。 確かに美 […]
雲南省、元陽、建水の旅-11 老虎嘴へ 昆明に到着した深夜、旅行社で手続きをした後、ホテルのロビーで 運転手と翌日の予定を確認した。 「明日は、早く行けば、「老虎嘴」というところまで行けます」 と元陽棚田を紹介した写真集を見せてくれる。 実に美しく壮大な棚田の風景が撮られていた。 「ここが、棚田の一番美しいところです」 「ここは歩いてはいけないので、もしよかったら、車を降りて、1時間半 ほど歩いて […]