貴州の旅ー28 北京、植物園、桃花節 春は日本では桜の季節だが、中国では桃という事になる。しかも北京の桃の花が見事 だと聞いた事がある。 「折角4月に北京に来たからには、桃の花を見に行ってみよう」と思った。 しかし今年は桃の開花が遅いそうだから、もしかしたら空振りになるかもしれない。 それでも、他に日は選べないからとにかく行ってみよう。 北京では、平谷区というところが桃の花では一番有名らしいが、遠そうなので、昼頃 […] 続きを読む
貴州の旅ー27 北京で辛い夜食を 貴陽から北京までは3時間半ほどだ。当たり前だが来た時と同じだけ時間がかかる。 夕方でても着いたら夜中だ。 時間が早すぎる事もあって北京に着いたら何か食べに行こうと、晩飯は食べなかった。 機内でも、できるだけ食べんとこうとがまんしていたが、ついパンに手をだしたら、 「ガリッ」 何とパンの中に入れ歯が入っていたのだ。 歯一本だけだが、繋ぎの金具がついていた。 「うぇっ」 「こんなんあ […] 続きを読む
貴州の旅ー26 貴陽空港へ ここから貴陽までは約170kmだという。高速道路だから3時間はかからないだろう。 「ロウケツ染めの工場に行きたい」 「途中、どこでも良いから都合のいいところで寄って」 旅行の最初から言い続けていた。 「それでは、安順というところに帰りに寄りましょう」 ということになった。安順は黄果樹市と貴陽の丁度中間位だ。 貴州は藍染、ろうけつ染めが盛んな土地だと聞いている。是非作っているところを見た […] 続きを読む
貴州の旅ー25 孔雀づくし 旅の最後は、「陡坡塘瀑布」というところらしい。 「まだ瀧に行くんか?」 「もうええで」 と思う事は思うけど、折角来たからには勿体ないという事もある。とにかくは行って みよう。 「チケット売り場の門の上、見てみ」 「孔雀みたいなん、おるで」 中に入って驚いた。 「孔雀がうじゃうじゃいてる」 「綺麗やな」 孔雀が羽を広げるのは示威行動?求愛行動?唯の気まぐれ? 何かわからんけど、時々羽を一 […] 続きを読む
貴州の旅ー24 又昼飯や エスカレーターをゆっくり上っていくと、元の入り口に着いた。 そこから、黄果樹風景区の門まで歩いて行く間に売店が並んでいる。少数民族のお土産屋だ。 興味を持てるものは殆どないので、そのまま通り過ぎるが、胡桃屋が目についた。 美味しかったものは記憶にこびりついている。 「5元分ちょうだい」 「そんなん、ちょっとやで」、「1斤買うてや」 「ちょっと食べるだけやから、そんなに要らへん」 「しゃあ […] 続きを読む