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中国紀行

江南の旅、ルーヂー03

あくせくと小さな古鎮を歩いていたらあっというまに端まで行ってしまった。 そこから先は新市街だ。みもふたもない普通の家がならんでいる。 ゆっくり戻ろう。 折角来たのだから、まだ一杯時間あるし、できるだけぐずぐずしないといけない。 そんならなぜ最初からあくせくするのか。 なんぎな性格だ。 藍染め布屋があった。値段を聞いて見ると烏鎮の約半分だ。 材料といい、模様と言い、染ぐあいといい、どうみても出所は同 […]

江南の旅、ルーヂー02

すぎていく時間に変わりはないが、ゆっくり使う人と、あくせく使う人がいる。 わたしはあくせくの方だ。 歩きながら、「左の前に二人ならんでるな、右は一人やけど、左に寄ってきそうや その向こうは三人、一旦、右から二人追い越して、左にすすんでもう一回右前に 急いで、三人の横をぬけて・・・・」 ただ、前向いてあるくだけの事やのに、ラグビーのサイドステップ見たいなことを 考えている。 それで前がずらっと塞がっ […]

江南の旅、ルーヂー01

「ルーヂー」というのは日本語にできない。 ルーは「用」と言う字の上に片仮名のノの字がちょんとつく。 ヂーは真っ直ぐと言う意味の字だが、その「直」と言う字の下部のカギ形 の部分を真っ直ぐにして目とう字とくっつけたような字だ。 要するに土地の名前で特に意味はない。 「ルーヂーへ行ってくれる?」と聞くと、いとも簡単に、「ルーヂーかい」 と言って動きだした。 車は駅から蘇州市内の外れを通って高速道路へ、高 […]

江南の旅、蘇州へ

列車のチケットを見直して見ると、9時5分出発とある。 「じゃあ、8時頃ホテルを出ようか」今まではかなり安全を見て早く出発してきた。 何があるかわからんからと言っても、待合室で長く待つのもかなわん話だ。 座れない事も多々ある話だ。そろそろ、程良い時間を見につけないといけない。 渋滞もなくすぐ着いた。待合室はやっぱり座れない。 「なんでこんなに人が多いんや」 分刻みに出発列車の案内があるが、どれもこれ […]

江南の旅、浙江烏鎮ー05

西柵街は入って歩いているとじわじわ分かってきた。 「ここ新しで」 東柵街に比べるとあまりにも大きい。確かに古そうな建物がないではないが どこかの村に残るものを持ってきたような匂いがぷんぷんする。 実際に漂っているのは古くて新しい臭豆腐の匂いだ。 看板があった。じっくりよくはわからないが、「北京と杭州を結ぶ有名な大運河の 最終端がここやで、どやねん」と言うてるみたいだ。 大運河テーマパークを狙ってい […]