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中国紀行

江蘇省食の旅-18、蘇州、更に老街

水を飲んで休憩しながらゆっくり見て回っても、小さな庭園だ。それほど時間はかからない。 かなり遅い昼食の後だったが、まだ時間はある。 今日は夕食は隣街の昆山というところまで行く予定だ。 「それまで、この辺をゆっくり散歩しよう」 老師はこのあたりが懐かしくてしょうがないのだ。子供の頃から歩きまわっていたところだ そうだ。 小巷といわれる露地から露地をぬけると大きな通りに出た。急に人通りが多くなった。 […]

江蘇省食の旅-17、蘇州、藝圃

中国の庭園は、小中見大を持って良しとするということだ。限られた空間をいかに 大きく見せるかという工夫が様々になされている。だから遊歩路は実に複雑だ。 山を登り、滝を下り、遠く岩山を見、池の畔の東屋で柳のしだれを楽しむ。こういう ことを狭い空間で一気にやれるよう考えられている。しかも正中求変、常に正規の 型がありながらも変化を求めることも大事だと言うのだ。 蘇州の老街で狭い路地をぐるぐる回ることで、 […]

江蘇省食の旅-16、蘇州、老街、小巷

外は暑いが中は涼しい。美味しい物が一杯でもう食べられない。お酒も飲んだ。 もう動きたくない。が、やっぱり行こう。 一旦、ホテルにチェックインして蘇州の老街を探訪だ。 老師が約束通り、「芸圃」という庭園に連れて行ってくれるのだ。 「子供の頃からしょっちゅう行ってたところだよ」 ここまで来ると老師は絶好調だ。歩いていけないからとタクシーに乗る。 快調に市内を走って、裏通りに入って行った。老師は、楽しそ […]

江蘇省食の旅-15、蘇州で昼食

着いたところは、大きなレストランだ。 蘇州では有名なレストランだそうだ。 テーブルには結構沢山人が集まった。老師の朋友だったり、朋友の朋友だったり、今から 朋友になる人達だったりだ。朋友の朋友は皆、朋友だから、私たちも今日から皆朋友だ。 簡単で、便利ではあるが、いい気になっていると飲み過ぎる。 揚州料理を食べてきて、その後蘇州料理を食べて気がついたこと、 文化の洗練は食にも及ぶのだと言う事だ。 確 […]

江蘇省食の旅-14、蘇州、自然食品の店

高速新幹線は快適だ。鎮江からは1時間弱で蘇州に着く。 蘇州駅にはお迎えが来ているはずだ。老師の朋友が歓迎してくれるのだそうだ。 「おや」蘇州の駅も新駅に変わっている。今年の2月に来た時はまだ以前からの駅だったのに、 もう新駅が営業しているのだ。しかも全く違う場所だ。 「大工事をしながら営業開始のようだ」当に大発展の中国が目の前にある。 上海の大躍進が蘇州へ、さらに奥へと広がっていくのだろう。 一気 […]