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中国紀行

江蘇省食の旅-23、耦園で琵琶歌を聞く

ちょうど「疲れたな」と思う頃、売店があって、お茶も飲めるようになっている。 「ここで水買おか?」と売店の方に行ったら、 「琵琶を弾いて歌ってくれるみたいやで」と言う。 「もちろん有料やけどな」 「いくらくらい?」 「1曲20元程度やで」 「なかなかええやん」、「頼みましょうよ」 こんなところで蘇州の歌と琵琶演奏を聴けるのならすばらしい。 「何にしますか?」と言われてもよくわからん。 友人が、「「茉 […]

江蘇省食の旅-22、蘇州、耦園

さて、中に入って見学するか、と思うが、スーツケースが邪魔だ。 と思っていると、早速老師が交渉してくれている。 受付の門番のおばさんの横を指さして、「ここに置いといたらええで」と言う事だ。 えらい楽ちんだ。 この耦園も典型的な蘇州の庭園のようだ。疏水に沿って細長い形をしている。 間口は狭く奥に長いのだが、入り口は長手方向の側面についているので、 入って、すぐ左に展開する形になる。 「○△・・・・・・ […]

江蘇省食の旅-21、自転車タクシーで疾走

えらいおいしい口のまま店を出た。入る時に見た、自転車タクシーのおっちゃんたちが まだいる。と、老師が交渉を始めた。 「次は耦(オウ)園ていう庭園に行くけど、タクシーでは行かれへんのや」 「これで行ったらすぐやで」 タクシーが簡単に入れない小さな路地の先にいいものがあるのだ。これも世界遺産の 一部だ。「1台15元で行ってくれるそうや」、交渉成立だ。 またもや車は小巷の中を疾走する。 細い路地から路地 […]

江蘇省食の旅-20、蘇州、朱鴻興の麺

翌朝、起きた。 「どこ行こ?」、「やっぱり麺が食べたい」昨日の麺の記憶もあるし、 「あの、「朱鴻興」の本店に行こか」 それを待ってたのだ。前は支店だったのやっぱり本店に行きたい。 前に蘇州の有名な麺の店、「朱鴻興」の話をした。 「美食家」と言う本の話だ。その中で、その美食家、朱自治と言う人が、「朱鴻興」へ朝 一番に行くのは、麺を湯がく湯が濁るのをきらって一番湯の麺を食べに行くと言う話で あったとい […]

江蘇省食の旅-19、昆山で夕食

次は昆山まで行くのだからタクシーだ。昆山というのは上海と蘇州の間、蘇州寄りに ある街だ。 昆劇の発祥の地と聞いた事がある。京劇や川劇とならんで中国では有名な演劇の一様式 だということだ。今が昆山というよりは上海などで公演されているというがまだ見た ことはない。それよりは、陽澄湖の近くと言うから上海蟹の方が有名だろう。 今は、その季節でないのが残念だ。 「ほんなら何で昆山にいくのだ?」というと、老師 […]