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中国紀行

江蘇省食の旅-28、上海でいつもの四川料理

列車をおりて地下鉄に乗り換えて、それも降りて道路に出て見たら、雨が降っていた。 夕立ちだ。一旦は傘を出して歩いたが、歩いているうちに止んでしまった。 予想より大幅に早く着いてしまったので、予定していなかった用もすますことができた。 晩飯の時間もやってきた。 といっても殆ど腹は減っていない。 「老師の真似をして果物ですませたいなあ」と思うが、ちょっと義理があって、飯を 食わないといけない。 「何食べ […]

江蘇省食の旅-27、蘇州駅から上海へ

蘇州駅についた。この前2月に来た時は無かった駅だからすごいもんだ。 感心するのはいいが、出発までかなり時間がある。 来る時に、チケット変更できたので味をしめて、又、換えに行った。 しかし、全く駄目だ。 「しかたない座って待っとこう」 こんな大きな駅で、こんな大きな待合室で1階も2階も超満員だ。 その上どんどん人が増えてきている。 「一回座って、後でトイレに行ったらもう席ないやろなあ」と思いつつ座る […]

江蘇省食の旅-26、蘇州観前街へ

外を眺めると、疏水の向こうは緑に囲まれた大きな公園だ。 水の上ではボートが気持ちよさそうだ。 こっちもビールに酔って、おなかも一杯で気持ちが良い。 「さて」と立ちあがったが、上海に帰るにはまだかなり時間がある。 時間はあるが中途半端だから、どう過ごすか難しい。 「観前街まで行って本屋でも寄ろう」と話がまとまった。 何の事はない、朝一番に行った蘇州麺の「朱鴻興」のあるところのちょっと横の方というか […]

江蘇省食の旅-25、再び蘇州飯

しばらくすると、全員集合だ。実は昨日の昼食の時に話がいろいろ盛り上がって、同じ オーナーのもう一つの店でも食べようという事になったのだ。その間の事情はいろいろ あるが、日本語ではわからない。 しかし食べ物には国境はない。旨いものは旨い。 味付けの傾向は昨日と殆ど同じだが、料理はできるだけかぶらないよう気をつかっていた。 「出た、アヒルの首だ」 これがそうなんか?、かなり前に映画でみたことがある。重 […]

江蘇省食の旅-24、とぼとぼと昼食会場へ

中国の琵琶は指で弾いていた。日本の琵琶は撥で弾いていると思うから、音が違う。 でかい音で豪快な語りという印象に対して、繊細でか細い。 歌も中国風に甲高い声の節回しだ。 元は同じだろうから、おのおのの暮らしの中で変わっていったのだろう。 それはいいけど、外に出たら暑い。 荷物を取り戻したら自分で運ばないと行けない。どこを見てもタクシーなんかいる気配も無い。 「さっきの耦園の反対側の疏水が見える」、「 […]