江南の旅、蘇州から上海に帰る
さて虎岡の山門を入ると、もうすぐ目の上にあの仏塔が見える。 前に行った霊巌寺に比べると遥かに低いのだ。境内もそれほど大きくない。 それで、所謂中国の庭園式に動線をおおきくして広く高く見せようと しているようだ。上に行くまでに門や階段や泉水などをいろいろ配置して 長く歩いた感じを出させようとしているのはいぢらしいとも言えなくはないが それでもちゃっちゃと上に着いてしまった。 あいにく塔は修復作業中で […]
さて虎岡の山門を入ると、もうすぐ目の上にあの仏塔が見える。 前に行った霊巌寺に比べると遥かに低いのだ。境内もそれほど大きくない。 それで、所謂中国の庭園式に動線をおおきくして広く高く見せようと しているようだ。上に行くまでに門や階段や泉水などをいろいろ配置して 長く歩いた感じを出させようとしているのはいぢらしいとも言えなくはないが それでもちゃっちゃと上に着いてしまった。 あいにく塔は修復作業中で […]
前回はここにたむろしている人力車に乗って、冒険の旅にでたのだが 今回は誰もいない。 いても乗らないからいなくてもいいのだが、いないとなるとちょっと 寂しい。 帰りの列車まで時間はかなりある。余裕を見過ぎたともいえるし、 ルーヂーがあっけなさすぎたとも言える。観前街の雑踏の中で人の お尻ばかり見ててもしょうがない。人だけで言えば心斎橋より多い くらいだ。最近は心斎橋も中国人ばかりだからどこにいても同 […]
帰りは更に順調だ。するするすると蘇州の街についた。 そこまではよかった。拙政園も見えて来た。もう10分もすれが観前街 に着くだろう。 「??」どうも似たようなところを回っている。道がわからないようだ。 日本でも同じだが、大きな道がどーんと出来てしまったら、旧の道は ずたずたになってしまって、あの辺で左に曲がってと思っていても いつまでたっても左に曲がる道がないといったような事がよくある。 それに嵌 […]
あくせくと小さな古鎮を歩いていたらあっというまに端まで行ってしまった。 そこから先は新市街だ。みもふたもない普通の家がならんでいる。 ゆっくり戻ろう。 折角来たのだから、まだ一杯時間あるし、できるだけぐずぐずしないといけない。 そんならなぜ最初からあくせくするのか。 なんぎな性格だ。 藍染め布屋があった。値段を聞いて見ると烏鎮の約半分だ。 材料といい、模様と言い、染ぐあいといい、どうみても出所は同 […]
すぎていく時間に変わりはないが、ゆっくり使う人と、あくせく使う人がいる。 わたしはあくせくの方だ。 歩きながら、「左の前に二人ならんでるな、右は一人やけど、左に寄ってきそうや その向こうは三人、一旦、右から二人追い越して、左にすすんでもう一回右前に 急いで、三人の横をぬけて・・・・」 ただ、前向いてあるくだけの事やのに、ラグビーのサイドステップ見たいなことを 考えている。 それで前がずらっと塞がっ […]