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中国紀行

北京の春ー01.伊丹ー羽田便から

先日友人達と北京に行った時の話をしよう。 と言いながら急に話は飛ぶが、ペンネームを決めたのだ。「泥魚」と書いて、「でい」と読むのだ。 吉川英治の「三国志」という本の中に出て来るのだそうだ。この小説の元になった中国の「三国志演義」 とかには出て来るのかな?後で調べてみよう。 とりあえず泥水の底にへばりついている小さな魚をイメージしてもらいたい。ちびちびにゅるにゅるっと したやつだ。かっこよく水中を泳 […]

北京で誂えたカシミアのブレザー

今は、桃太郎ジーンズを愛用している。本藍の深い色合いがなかなか味がある。 しかし、着たおして、洗い倒して、年月をかけてほんまもんの味を出していかないと いけない。つまり色落ちしないとだめなのだ。 いまのとろとろした生活では何十年かかることやら。 おっと、その間にいなくなってしまうかもしれない。 それはさておき、ジーンズで外出する機会が増えたが、最近は寒い。 上には何を着よう。 なんでも揃っているわ […]

白檀のミニ鳥籠

前に江南の旅の話をしたときに、最後の上海でミニ鳥籠を買った話をしかけて 途中でやめてしまったのは、単にブログのネタ数をキープしただけの事だった。 それでやっと本日登場するのだ。 といっても何の事はない。ただの細工物だ。 私は最初これをてっきり虫籠だと思った。 中国では昔から貴人やお金持ちは蟋蟀などを小さな容れ物に入れて飼うのがお洒落 だったのだそうだ。 北京の骨董屋や上海の骨董屋でそういう蟋蟀の入 […]

江南の旅、上海、天山茶城

さて今回の旅の最終日だ。 「どこへいこ」 「天山茶城へ行こか」 友人は茶を買いに行く用があるという。私は、前にも紹介したことのある 「豊子凱」という画家のギャラリーに寄ってみて、小型の画集を買いたい と思っているからちょうどいい。それにあそこにいけば、骨董店なども いろいろあるからちょうどいだろう。 茶を買うなら1階だ。 友人はいつもの店に行っていつもの茶を買うから、何を買うか悩む必要 もないし、 […]

江南の旅、上海に帰って晩飯

蘇州の駅はやっぱり混んでいる。どんなに混んでいても指定席のチケットが あるから心配はいらない。 それでも早く着きすぎたのでレストランでお茶でも飲んで待っていよう。 もうぼちぼちと待合室に行くと今度は座るところがない。広ーい待合室だが 乗る人の方が多いのだ。 15分前になってやっと案内がでた。帰りも順調、約30分の旅だ。 さて晩飯はどこに行こう。 あんまり考えてない。面倒やからいつもの滴水洞へ行こう […]