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鰻・穴子等

京都の鰻屋、「かねよ」

今年はかなり鰻屋を探訪した。今回もその話をしよう。 京都の鰻屋だ。京都と言えば、前に、「かね正」の錦糸丼を紹介したことがある。 京都で錦糸丼と言えば、まだ有名な店があると聞いた。それが、「かねよ」と 言う店だそうだ。何十年も前から続く老舗だそうだからよさそうだ。 「おっ、行列か?」幸い私は運よく行列の合間に入れた。 店の感じもよさげだ。 「きんし丼下さい」、「吸いものは別ですよ」それなら結構高くつ […]

鰻の「魚伊」

「もしもし、すみません。近くまで来て、道わからんよになったんで教えて欲しいんですが」 「えっと、その道を戻って関目神社が左に見えたら、そこを右に曲がるんです」 「関目神社が見えた」でも右にある。理屈やとここを左にまがるんやろか。 でも何もない。どうやら、関目神社は大きいみたいだ。いろんな道路から見えるのだろう。 だから左に見える道に行きつかないといけないらしい。 「あの人に聞こう」 「魚伊やったら […]

これはうまい、鰻の「きよはら」

「ちょっとはよ来すぎたかな?」、「まだ11時ちょっとすぎくらいや」 車できたら時間が読めない。 「いいですか?」、「いいですよ。座って待って下さい」 とりあえず一番のりだ。 店の中も私の好きなB級ぽくていい感じだ。 店は開店準備作業中だ。それでもじきにお茶が出て、注文を聞いてくれる。 「鰻重ふたつとう巻下さい」 そうこうするうちに早くも客が入ってきた。おやじさんが鰻を焼く準備をはじめてる。 どうや […]

京都四条、「かね正」の錦糸丼

ちょうど南座の端の信号を向かい側に渡って、北に上って行く。信号がある道だが、中に入ると 広くはない。狭いわけでもない。地図を見たら簡単にわかりそうだ。すたすた歩いていたら、 「おっと通り過ぎたかな」ちょっと戻ると、 「あった」、「この奥です」と書いた看板がある。「えっ、こんなとこかいな」 「なかなかええ感じやんか」うれしくて思わずにんまりした。 「こんなとこ大好きや」路地の入口を入ると真っ暗だ。そ […]

鰻の店、「志津可」

前に東洋陶磁美術館に行った話をした。その時、写生会だった話もした。 ついでに野菜を買った話もした。ついでに鰻屋の話もちょとだけしておいた。 その鰻屋の話だ。 東洋陶磁美術館にはよく来るし、車で行ったらいつも同じ所に止めるので、その近くにある 鰻屋には前から気が付いていた。店も古くからやっているような渋い感じやし、 「ええやん」と思っていたが、いつも開店前か、休業日というめぐりあわせでなかなか 入れ […]