台湾列車で、ほぼ一周の旅ー03、ジャスミンを売る女

故宮で名画を散々見た余韻の残る頭をかかえて、士林の駅前、すっかり日が暮 れてしまった道を電車に乗ろうと歩いていたら、ばあさんが蹲っている。 よう見たら、茉莉花(ジャスミンの花)売りのばあさんやった。 寒いんかなあ。 疲れてはんのかなあ。 つらい人生なんかなあ。 それとも二日酔い? 眠たいだけ? 想像はいくらでもふくらむ。 今は季節にはちょっと早いと思うけど、茉莉花売りは台湾や中国でよく見る風 景だ […]

台湾列車で、ほぼ一周の旅ー02、故宮博物院

ホテルに着いたら、後で合流するはずやった羽田発、台北松山空港着組の友人 達もすでに来ていた。こんかいは大人数の旅なのだ。と言うてもスケジュール はゆるゆるやから何の問題もないのだ。 では今からどうするか決めよう。 折角台北に来たんやし、来慣れてる人も少ない事やからとりあえず故宮博物院 へ行こう。 幸いホテルは台北駅のすぐそばやからMRT(地下鉄)が使えるとこやったら簡単 に行ける。しかも台北にもP […]

台湾列車で、ほぼ一周の旅ー01、台北へ

「そぞろ漂白の思い止まず」と言うほどではないが、前にアジアンな旅をして からもう何日もすぎてしまった。そろそろどっかへ行きたいやんか。 と言うことで台湾の旅に出た。列車に乗って台北から台南、台東と回って、花 蓮まで行って、そっから台北に戻ると言うほぼ台湾を一周する旅だ。 日本はまだ寒いけど、向こうは温かいだろう。 それに菜の花の季節というから列車は菜の花畑の真ん中をぽかぽかと走ること になるだろう […]

通りすがりのトンカツ屋、堺市、金岡、「とんかつ一番」

ふだんちょろちょろと通っているあたりにちょっと気になる店がある。 「とんかつ一番」ってのぼりが上がってからもうかなり久しい。行ってもええ けど行かんでもええ。見た感じではちょっと決め手に欠ける感じでうまそなと 言う勘が働かへん。 しかし、何かテレビで紹介されたらしいでとか言う噂も聞いたし、あそこ美味 しいらしいよという話も聞いた。 とりあえずまあ行ってみるかと言うことにした。 外観はかなりあやしい […]

最近読んだ本、「ここにも躍動する生きた心臓がある」、「引擎」

トンドゥプジャ、「ここにも躍動する生きた心臓がある」 チベット文学と言うんで興味を引かれた。 前にダライラマの本を読んだことがある。中国のチベット支配のことについて 厳しい非難に満ちていた。中国人の大学院生にそんな話をしたことがある。彼 は中国は封建的で悪政のチベットを開放したんだと言っていた。 この作家はどういう立場なんやろ。 そしてどんな小説を書いたんやろ。 気になる。 ヒマラヤの麓、草原と山 […]