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奇山奇岩の旅


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廬山の瀑布を望む

「今日の予定に李白の瀑布は入ってる?」、 「入ってないよ」、「時間が少ないから、頂上の展望台と迎客松?」 「えっ、瀑布入ってないの?、絶対行きたい」、 「迎客松の方をやめればいけるけど、ロープウエーの代金が別途必要ですよ」、 「それは、いいからコース変えてもらえますか」 元々、無理なスケジュールできているのでゆっくりみられないのはしようがないけれど、廬山にきたからには、あの李白の瀑布くらいは見てお […]

香炉峰はどうやって見る?

日本人なら誰も知っている白居易の詩がある。 「枕の草紙」にも登場する有名な漢詩だ。 日高睡足猶慵起 小閣重衾不怕寒。 遺愛寺鐘欹枕聽 香爐峯雪撥簾看。 匡廬便是逃名地 司馬仍爲送老官。 心泰身寧是歸處 故鄕何獨在長安。 「ここ廬山の地で鐘の音を聞き、峰の雪を見てする暮らしは、平穏で安逸なものだから、廬山に居を定めるのは好いものだ」と謳いながらも、都を離れて、心穏やかなぬ様が見えるようでもある複雑な […]

廬山の真面目を知らず

蘇軾の詩に、「題西林壁」というのがある。 横看成嶺側成峰 遠近高低各不同 不識廬山真面目 只縁身在此山中 言葉も分り易いし、イメージも分り易い。 廬山は山容が大きく、尖った峰峰が沢山あるし、大きさもまちまちでそれぞれに趣があると言える。 俯瞰して看ればそう見える山も、中に入ってしまえば全容は見えず、それぞれの風雅を味わうしかないという意味だろう。 中国語の老師によれば、最後の2行、不識廬山真面目  […]

廬山は毛沢東の聖地でもあった

廬山山頂施設巡りが始まった。 やたら毛沢東の名前が出てくる。別荘、記念館・・。どうやら共産党軍が発祥したところらしい。 中国の人達にとっては、幽玄な詩境というよりは、この聖地詣でという意味の方が強いようだ。ガイドさんもここぞとばかり説明に力が入る。 「あんまり興味がないんだよ」とは言い難い雰囲気だ。 もちろん回りの中国の人たちは真剣に見学をしている。 ○○青年隊とかいった旗をかざした若い人達の団体 […]

南昌空港から廬山へ

「ニーハオ、ニーハオ」空港には女性二人がお出迎えだ。一人はガイドさん、一人は通訳みたいだ。 手配の車に座って、車が走り始めると、いきなりガイドさんが喋り始める。「わかる?」と聞いて、少し分かってそうな顔をすると、いきなり早口でどんどん喋る。 「あんまり分かってないから、ゆっくりゆっくり喋ってや」と必死で制止。それでも中々止まらない。 通訳らしき人は後で聞いたらボランティアで借り出されたそうだ。不慣 […]