最近読んだ本、「未明の闘争」、「敦煌の風鐸」

保坂和志、「未明の闘争」 こういう出だしから始まる。 「ずいぶん鮮明だった夢でも九年も経つと細部の不確かさが現実と変わらなく なるのを避けられない。明治通りを雑司ヶ谷の方から北へ池袋に向かって歩い ていると、西武百貨店の手前にある「ビックリガードの五叉路」と呼ばれてい るところで、私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。・・・」 物語は淡々と始まり、淡々と流れて行く。 ある時は死んだ篠島と一緒に何か […]

京都、嵯峨野、「松籟庵」の湯豆腐

今回、嵯峨野嵐山に来たのは友人達と湯豆腐を食うためであった。肝心の湯 豆腐の話をしないといけない。 今回は、前回は、有名な「奥丹清水」やったけど、高いだけで格別のモンや とは思えんかった。それで今回はその友人が熟考の上えらんでくれたのがこ の店だ。元近衛文麿公の別邸であったと言う由緒正しい屋敷跡で湯豆腐が食 えるのだそうだ。わしらのようながさつものには似合わへんのは承知である がまあ許してもらおう […]

京都、嵐山、竹林の小路

嵐山では超有名な散歩道が竹林の小路だ。写真にも必ず出てくる。 ついでやからちょっと寄ってみよう。さすが、ここは分かりやすい景色やから か圧倒的に観光客が多い。うじゃうじゃいてはる。 外国人が多い。最近はアジア系の人が多いから何故かうれしい。わしもアジア によういくから親しみがあるのだ。その間を、人力車が駆け抜けていく。 なかなかかっこええやんか。日本で、1人で旅行してたらはずかしいんでよう 乗らへ […]

京都、嵐山、落柿舎

京都には名所旧跡が多いけど、特に嵐山周辺には私の好きな場所が多い。 春には満開の桜が咲き乱れるし、秋には紅葉、冬は雪、夏は夏で緑濃い自然が 美しい。どんな季節でも風情のある風景があるのだ。 それで、外国から友人、知人が来たらそういうところに案内することが多かっ た。そやけど、リタイアした後はあんまりそういう人も来いへんから、自然と 行く機会が少なくなっている。昔からの友人たちと年に1回くらい不定期 […]

京都、伏見、黄檗山萬福寺、普茶料理

普茶料理というのは精進料理の事らしい。開山した隠元禅師が中国からもたら したもので大衆に普く茶を施すというような意味らしい。禅の心を込めたお料理 ということか。 精進料理は素食と呼ばれて中国や台湾でも多い。洛陽近くの少林寺に行った時 も食べた事がある。北京でも仏教の教えに沿った素食を出す店があった。そう 言うところでは魚や肉に似せたもどき料理が多いんやけど、中国料理は油を多 く使うんで○○もどきと […]